2014年12月3日水曜日

Namazori 生反り小刀

19世紀ギターの内部
ライニング(接着代しろ)を削っているところ


荒削りは刃幅がやや広いもの(最大幅13mm)を使い


仕上げ削りは最大幅7mmのものを使っています

刃幅13mmのものは刃角度(約25度)の影響か
切れは軽いのですが
7mmのものは刃角度が30度あるせいか
かなり重い切れです


現在使っている生反りですが
左2本がライニング削りに使っているもの
右の2本は彫刻刀ですが
この2本は刃角度は高くはないのですが
切れが重く、なかなか使う気になれないものです
世の中なかなかうまくいきません・・





7mm幅のものはけっこうよく使うので
思い切って刃角度を低くすることにしました
これは研ぎ上げた状態ですが
荒削りはグラインダーで行いました
この画像ではグラインダーの削り跡が確認できます


刃角度は26度になりました
これ以上低くすると身の厚みが薄くなるので
これが限界といった感じです


裏の状態
ついでに少し焼戻しをしたので
裏透き部分の色が変わっています

結果、切れはやや軽くなりましたが
13mm幅のものに比べると重いかな、という感じです・・
ま、これで諦めましょう・・

因みに、小型の槍鉋の形状をした 生反り小刀は
弥生時代から使われていました(参照


生反り小刀を研ぐための専用砥石
右から産地不明の天然中砥(やや荒め)
その右は硬めの青砥
左の2丁は仕上砥で、右は丸尾山産天井巣板
左は硬めの中世中山砥




2014年12月2日火曜日

工房の様子 製作中の19世紀ギター 二種3台

横・裏板Walnutウォルナット仕様のLaprevotteタイプ


こちらは横・裏板Mapleメープル仕様のLaprevotteタイプ


これは横・裏板メープル仕様のLacoteタイプ




2014年11月27日木曜日

11月23日 マリアハープ&19世紀ギター コンサートの様子

11月23日は好天に恵まれ
山の紅葉も一段と冴えていました
兵庫県篠山市今田町立杭にある


兵庫県立陶芸美術館の


セミナー室でコンサートは行われました




会場は適度な広さで響きが良く
ギターやマリアハープにちょうどよい感じです












リハーサルの様子 
マリアハープ四重奏とギターによる「メヌエット」



コンサート終了後の体験会の様子








2014年11月23日日曜日

工房の様子 製作中の19世紀ギター3台

Maple仕様のLaprevotteタイプの裏板
膨らみを削っているところ






四方反り鉋かけ終了


その後スクレーパーで均す


スクレーパーかけ終了





その後サンドペーパー#150で仕上げ





こちらはWalnut仕様のもの
膨らみを仕上げた後、内側を四方反り鉋で削っていく




鉋かけ終了


鉋かけの後、スクレーパーで仕上げ
私は内側はサンドペーパーは磨かない


裏板出来上がり





こちらはLacoteタイプの響板
サウンドホールの縁飾りを入れたところ


2014年11月21日金曜日

鉋かけ台 木工作業台


こちらで使っている自作の鉋かけ台について
よく問い合わせがあるので
以前YouTube動画で紹介したことがありますが
それを参考にして作ったという方が連絡を下さいました
その方は何とスペインの木工家(Julio Alonso diaz さん)であります
この方は家具が専門のようですが
「私はスペイン人だが、魂は日本人です」とおっしゃる
日本贔屓の御方であります

西洋では押して使う鉋を
このように引いて使う日本の鉋でも使ってしまう
という心意気に感心してしまいます


Julio Alonso diaz さん自作の鉋かけ台






こちらは以前紹介した木工家が自作されたもの
木工仲間としてたいへん嬉しいことです