2015年1月8日木曜日

柿の木にタヌキ そして産地不明の中砥

明け方まだ暗い頃、工房裏の飼い犬が
獲物を追い詰めた声で吠えていた(この犬は猟犬の血を引いている)
またタヌキかな・・と思って明るくなって覗いてみると


やっぱりタヌキ・・しかしこれは柿の木登りの新記録
犬の吠え声によほどビックリしたのだろう・・
降ろすのに一苦労・・




こちらは今回入手した産地不明の中砥


側に大きな抜けがあるが何とか使える




やや反応が鈍いが威力は充分
グイグイと刃物に喰い付いてきます


中研ぎの最終段階として重宝しそうです
粒度は1200といった感じ
産地がお判りの方はぜひご教示お願いします


この画像は中央が会津砥
斑点はやや似ているがかなり違った質感
右のものも産地不明の中砥
おそらく茨城県か栃木県あたりのものだと思うが
これも詳しいことは分からない
色あいはこれに似ている

2015年1月6日火曜日

黒田辰秋の本 そして古い会津鉋重輝

年末に北隣の市、丹波市氷上町の書店で見つけた本
2014年に発行された「黒田辰秋の世界」
これで手許にある黒田辰秋関連の本は3冊になる

最初に手に入れたのは昭和52年(1977年)に発行された
人間国宝シリーズ32の「黒田辰秋」木工芸
次ぎに買ったのは昭和51年(1976年)発行の図録
「黒田辰秋 人と作品」
その頃私は二十歳前後、木工を始めて間もない頃で
友人と黒田辰秋について熱く語りあったことが
懐かしく思い出される・・

黒田辰秋の言葉に次のようなものがある
「我々は外を見ることは易いが
自分の内を観ることがなかなか出来ない
最も美しい線は、削り進んでゆく間に一度しか訪れない」


昔の職人さんが使っていた古い会津鉋を入手
銘は重輝


身幅36mmの内丸鉋ですが

変形の内丸です(画像左)
右は前回入手した同じ重輝銘(36mm幅・玉鋼)の鉋身
これは際(きわ)鉋を平鉋に作り変えたものです

グラインダーで刃先を修正したところ

裏はひどい状態だったので
適当に透き直し、研ぎ上げました

鋼は東郷鋼と思われます


研いだ感じでは、やや甘めの焼き入れかな
という気がします

台に挿げて出来上がり


ギターのネック材
セドロ材を削ったところ
切れは軽く、削り肌も問題ありません

次に、深い杢と強烈な逆目の
ウォルナット材を試し削り

これも問題なく、強烈な逆目も止まっています

右が今回手に入れた東郷鋼の重輝
左は前回手に入れた玉鋼の重輝



2015年1月4日日曜日

工房の様子 仕事始め


工房の入り口の様子




ここからは昨日、1月3日の近所の様子
寒波が去り、晴天でした










2015年1月2日金曜日

正月二日の朝は一変して雪景色・・

昨日、元日の午前中は晴天でしたが
午後から一変して大雪・・
今朝、積雪は約20cm
















喜んでいるのは犬だけか・・(YouTube動画UP)


2015年1月1日木曜日

丹波篠山 初日の出 平成27年 2015年 1月1日


新年明けましておめでとうございます!

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます



今朝の様子 初日の出















午後からは天気が一変
大雪になり、夜10時現在20cmほどの積雪