2016年4月17日日曜日

工房の様子 ルネッサンス・ギターの横板を組む

製作中の特注ルネッサンス・ギターの
横板(Maple材)を仕上げているところ
YouTubeに動画をUPしています

中仕工鉋として使った
古い会津鉋、重高・寸六

仕上げ削りに使ったのは
これも古い会津鉋、重則・寸八



4台分の横板が揃う

曲げ終えたところ

ブロックを作る






ブロック出来上がり



横板の長さを揃える



これも古い会津鉋、重高銘の一枚刃小鉋


横板を接着

ライニング材を曲げる準備

曲げた後、接着


側板出来上がり


2016年4月15日金曜日

ラコート・タイプとルネサンス・ギターの響板 横・裏板を準備

響板を準備


これは30年以上寝かせた
ドツ・スプルース



ルネサンス・ギターは
ギター用の片側で1台分が取れる

紫外線で変色いた部分を
大まかに削り落とす


こちらは19世紀ギター

横・裏板はMapleメープル材 

こちらはRenaissanceルネッサンス・ギター




2016年4月14日木曜日

ルネッサンス・ギターの製作 型枠を作り部材を揃える 


注文を受けているルネッサンス・ギター
Renaissance Guitarの
製作に取りかかりました
(図面描きの様子はこちら
型枠に使うベニヤ板は
以前製作した特注ガルシア・タイプ
型枠を作った端材が使えました





接着を終え

型枠出来上がり


これはネックのヒール部になるセドロ材

ヘッドになるメープル材

Maple材の製材は窓鋸が早い(一尺窓鋸)


大まかに表面を仕上げているところ

使った鉋は古い会津鉋


これから2台分のヘッドが取れるが

厚みがギリギリなので
できるだけ挽き幅の狭い縦挽き鋸を使った
古い伏見鋸の谷口清三郎銘

挽き幅は約0.8mm

慎重を期すため、四方から攻める

何とかうまくいきました

これで各部材が揃いました