2017年5月7日日曜日

セッコクの花 そしてニス塗り


ここ丹波篠山では
ゴールデンウィークが田植えの時期です
ご近所さんはたいへん忙しそうです

山ではそろそろ藤の花が咲き始めたようですね

こちらではセッコクの花が咲きました


昨年一つしか咲かなかった赤い花は
今年はたくさん蕾が付いています
楽しみです

お隣さんから顔を出している知らない花
毎年、この時期に咲き始めます



工房では19世紀ギターの
初期ミルクール・タイプのニス塗りにかかりました



Walnutウォルナット(クルミ)材のおもしろい木目が
ニスを塗ると鮮やかに浮き出ました


記念撮影・・
背後に置いたのはスライスされた
アンモナイトの化石
もちろん合成画像です

「いいね」の手のつもりですけど・・
右手ね・・

これですね

2017年5月5日金曜日

春から初夏へ・・ 

おかげさまで、こちらのYouTube動画
視聴回数が200万回を超えました
皆様ありがとうございます!
UPしている動画は333

これは先週のことですが
親戚から筍Takenokoが届きました
デカイ!
検査官も尻込み・・?


これは昨日の早朝5:00
いろんな鳥の囀りSaezuriが賑やか

検査官はあちこちに耳がピクピク・・

2017年5月2日火曜日

今日の作業とマリアハープ・コンサート

篠山市今田町にある「カフェひとやすみ」での
マリアハープ ミニ・コンサート
無事に終えることができました

檜造りの室内はギターやマリアハープの響きに
独特の太い芯ができ、まろやかに広がっていきます

心地よく弾くことができました


コンサート後の体験会の様子



作業の方は午前中
そして午後、コンサート後に進め
平家琵琶の方は接着した腹板(響板)と槽(背面板)の
周囲を仕上げました


そして19世紀ギター、ミルクール・タイプは
注文者からの要望により
指板の表面と横にポジション・マークを入れます
以下、その様子です








2017年5月1日月曜日

「カフェ・ひとやすみ」でコンサート そして工房の様子

明日5月2日14時〜15時
篠山市今田町にある「カフェ・ひとやすみ」で
急遽「マリアハープ&19世紀ギターミニコンサート」を
開催する運びとなりました
お近くの方、ぜひ!

ここからは工房の様子
製作中の特注19世紀ギター
初期ミルクール・タイプのブリッジを仕上げました






膠・ニカワを塗ったところ

アイロンで焼き付け接着したところ



2017年4月28日金曜日

工房の様子 平家琵琶の腹板を接着

槽(背面板・甲とも云う)と鶴首の繋ぎ部分を仕上げたところ

腹板の堰Seki(補強材)を接着する部分を平に削る準備

腹板の内側は外丸ノミでわざと凸凹に仕上げているので
堰を接着する部分だけ平に仕上げる必要がある

準備完了
堰の位置は「八音抄」を参考にした
以下、その一部
堰を置くこと撥面の中すみの程あるべし
中すみより上へ寄るべからず
二に取らば下へ寄るべし
広き方はしもと云う堰の下がり上がりによりて
声の良し悪しは未だ探り出ださず
堰は板返し固からず、又柔らかならず
木の少し勇めきたらむ良し
堰に別の柱を立たさまにしたるあり
さあるべしとも覚えず
良き物どものは、別の柱をす
ただ刻み残したる長さ二寸(約6cm)ばかりも
一寸四・五分(約4.2~4.5cm)もありげなり

堰をタモ材で作っていく

堰は腹板の補強と魂柱の役目を
兼ね備えている

堰を接着

ピノッキオ!

槽(背面板)の魂柱が当るところを平に加工

槽の内部、出来上がり

接着