2025年11月5日水曜日

アーリーマンドリンの製作に取りかかる

柿の実占領
アマガエル


Early mandolins
18世紀マンドリンと
ストラディヴァリ
1706∼1720年頃作とされる
Mandolino Coristo モデルの
バロックマンドリンの
製作に取りかかる
これはネック材の製材

材は軽めのポプラ材

18世紀マンドリンの背面リブ
材はチェリー

こちらはバロックマンドリン

バロックマンドリンの型を
作るための楠材

2025年11月3日月曜日

ブリッジ接着 そして掌に貝殻

これからブリッジを接着する
レッドギターは響板の着色が
できるだけムラにならないように
ブリッジ接着はニス塗り後に行う
これまでの経験ではニス塗り前の
ブリッジ接着と後の接着では
接着強度はほとんど変わらない
この楽器は響板に最初に水性ステインを
塗ったが木への染み込みはごく薄く
接着部分だけ除去すれば何ら問題ない
レッドギターはかなりの数を製作してきたが
これまでブリッジが剥がれたり
というトラブルはない

接着完了


仏手に貝殻


うずくまる猫


これはオーシャンジャスパー


2025年11月2日日曜日

タルコフスキー映画とメノウ

不思議な雰囲気の石
メノウ

タルコフスキー映画
ストーカーの一場面のよう

こちらは工房の様子
製作中の19世紀ギター
特注ラコートタイプの
ブリッジを作っているところ
サドル溝の加工に
超音波カッターを使ってみた




曜変天目茶碗の中に置いた
ヌーマイト

こちらは三日月形の
ムーンストーン

2025年10月30日木曜日

Bogoak そして超音波カッターを試す



超音波カッターを試し中
素材によって反応が様々で
向かないものもあるが
貝殻にはよく反応してくれ
線彫りが楽に行えるのは意外


こちらは修復中の
ヴィンテージマンドリン
欠落部分(ベッコウ)を補修後
超音波カッターで削ってみる

仕上げはいつものように
ハイス小刀を使った

バロックマンドリンの指板に使う
Bog oak(神代楢)を入手
永年土に埋まっていた影響で
木細胞が変化していて
色が濃くなっている
材としては安定しているはずなので
狂いは少ないと思う
鋸で切るのも鉋削りも
通常どおり行える
通常のナラ材はカチリと堅く
加工は困難だが、この神代楢は
ケヤキの大木のように
サクサクとした質感で加工は楽
重さも通常の楢材よりは軽い


オイル仕上げをするとこんな感じ
この部分をバロックマンドリンの
指板として使う予定


板目部分の端材で
仏像の光背を作ってみた


合成画像