撥弦楽器製作家・田中清人の仕事、 趣味に関するブログ
ケンターッキーの石だったんですか・・・ビッグスサイト(巨大墳墓)はなんとなく仁徳天皇陵のような前方後円墳に酷似しているような気がします。アメリカインデアンの遺跡では箸が見つかるということですから、ベーリング海峡を渡ったんでしょうね。 源 信正
興味深い示唆をありがとうございます。以前指摘いていただいたギリシャのミケーネ文明の石組や黄金の仮面などは南米ペルーの古代インカ文明のそれとそっくりであるということは以前のコメントで述べましたが、南米インカの始原とされるチチカカ湖のチチカカは日本の父母と同じです。またアンデスでは日本の縄文土器と同じ土器が発見されています。それから、魏志倭人伝に記されている「黒歯国」は歯を黒く染める風習を持っている民族とされていますが南米にもあったようです。これは日本でも近年まで「お歯黒」として残っていました。 また日本の縄文時代の遺跡からは、前歯に刻みを入れたり抜歯をした頭蓋骨が見つかっていますが、このような風習は近年までオーストラリアの原住民であるアボリジニのあいだに残っていました。このように古代から海を渡ったと思われる風習があちこちに残っていたようですね。
その砥石の素性がまたまた不明になりましたね。粗砥石だとばかり思ってました。仕上げ砥石のレベルまで目が細かいとすると、筋をつけてまで研磨をするだろうか?鍾乳石の外側になんとなく似ているような気がしますが、鍾乳石で研いだことは無いので・・・・・直径1mくらいの鍾乳石ならその筋目が合いそうです。もしかすると古代のセラミックかも。成分を知りたいですね。 源 信正
鍾乳石は方解石でモース硬度は3ですから、貝と同じくらいです。ですからカッターナイフで傷を付けることができます。鍾乳石は手許にあるので試してみました。一方、この出土石はたいへん硬く、カッターナイフでは傷が付きません。一面にある筋状の凹みは、やはり砥石として使われた跡だと思います。アメリカ大陸では、砥石として現在使われているオイルストーンを産しますが、この種類にインディアンストーンというものがあります。これなどは現在では人造砥石として作られていますが、元々は天然砥石もあったのだと思います。このインディアンストーンと呼ばれているものがこの砥石なのかもしれません。オイルストーンはどれもたいへん硬いので、その可能性は大きいと思います。アメリカ アーカンサス州から産出するアーカンサス砥石は色あい、質感ともにこの石とはずいぶん違いますのでアーカンサスの種類ではないと思われます。http://www.firstec.co.jp/arkansas/ark_top.htmこの出土砥石の表面に光が当たると、小さなガラス質の粒が全面にキラキラときらめきます。おそらく石英かなにかの粒なのでしょうが、古代の人たちは、このキラキラ光るのを見て、その石が砥石として使えるかどうか判断したのかもしれません・・釣り針は今でもオイルストーンで研ぐようですね。http://www.tansuitaigyo.com/hari-s.html
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4 件のコメント:
ケンターッキーの石だったんですか・・・
ビッグスサイト(巨大墳墓)はなんとなく仁徳天皇陵のような前方後円墳に酷似しているような気がします。
アメリカインデアンの遺跡では箸が見つかるということですから、ベーリング海峡を渡ったんでしょうね。
源 信正
興味深い示唆をありがとうございます。
以前指摘いていただいたギリシャのミケーネ文明の石組や
黄金の仮面などは南米ペルーの古代インカ文明のそれと
そっくりであるということは以前のコメントで述べましたが、
南米インカの始原とされるチチカカ湖のチチカカは
日本の父母と同じです。
またアンデスでは日本の縄文土器と同じ土器が発見されています。
それから、魏志倭人伝に記されている「黒歯国」は
歯を黒く染める風習を持っている民族とされていますが
南米にもあったようです。
これは日本でも近年まで「お歯黒」として残っていました。
また日本の縄文時代の遺跡からは、前歯に刻みを入れたり
抜歯をした頭蓋骨が見つかっていますが、このような風習は
近年までオーストラリアの原住民であるアボリジニのあいだに
残っていました。
このように古代から海を渡ったと思われる風習があちこちに
残っていたようですね。
その砥石の素性がまたまた不明になりましたね。
粗砥石だとばかり思ってました。
仕上げ砥石のレベルまで目が細かいとすると、筋をつけてまで研磨をするだろうか?
鍾乳石の外側になんとなく似ているような気がしますが、鍾乳石で研いだことは無いので・・・・・
直径1mくらいの鍾乳石ならその筋目が合いそうです。
もしかすると古代のセラミックかも。
成分を知りたいですね。
源 信正
鍾乳石は方解石でモース硬度は3ですから、貝と同じくらいです。
ですからカッターナイフで傷を付けることができます。
鍾乳石は手許にあるので試してみました。
一方、この出土石はたいへん硬く、カッターナイフでは傷が
付きません。
一面にある筋状の凹みは、やはり砥石として使われた跡
だと思います。アメリカ大陸では、砥石として現在使われて
いるオイルストーンを産しますが、この種類に
インディアンストーンというものがあります。
これなどは現在では人造砥石として作られていますが、
元々は天然砥石もあったのだと思います。
このインディアンストーンと呼ばれているものが
この砥石なのかもしれません。
オイルストーンはどれもたいへん硬いので、その可能性は
大きいと思います。
アメリカ アーカンサス州から産出するアーカンサス砥石は
色あい、質感ともにこの石とはずいぶん違いますので
アーカンサスの種類ではないと思われます。
http://www.firstec.co.jp/arkansas/ark_top.htm
この出土砥石の表面に光が当たると、小さなガラス質の粒が
全面にキラキラときらめきます。おそらく石英かなにかの
粒なのでしょうが、古代の人たちは、このキラキラ光るのを
見て、その石が砥石として使えるかどうか判断したのかも
しれません・・
釣り針は今でもオイルストーンで研ぐようですね。
http://www.tansuitaigyo.com/hari-s.html
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