工房からの眺め
ここ1週間ほどでヒガンバナが
一気に咲き始めました
日中の日差しも和らぎ
猫も日光浴・・
仕事中に使っていた
3mm幅の平彫刻刀の刃が
根元から折れたので
仕方なく近所のホームセンターに行ってみました
目当てのものは何とか
1本置かれていて一安心
それを手にして、ふと下を見てみると
鉋が置かれていて、値段を見てみると
¥398というのが目に入りました
手に取ってみると
一枚刃の小鉋ですが
台は樫、刃口を見てみると
ちゃんと一枚刃用の形状に
作られています
これは試してみなければ・・
ということで買ってきました
身は全鋼で、グラインダーで火花を出してみると
炭素鋼系の火花が飛びました
こちらは裏ですが
このままではとても使える状態ではないので
裏を仕上げ
研ぎ上げました
動画参照ください
台は身を収める溝と削り面を少し
修正するだけで済みました
使ってみると驚き(動画参照)
切れ味よく、永切れもします
台が薄く、やや持ちにくいですが
仕事でも充分に使えるレベルです
刃先が摩耗しやすい
スパニッシュ・セダーを荒削りしましたが
通常の鉋よりも永切れするくらいです
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以下、研ぎ動画の画像を
紹介しておきます
これは動画で最初に使っている
中研ぎ用砥石、シャプトン「刃の黒幕」#1000
次に丹波亀岡・岡花産の青砥(粒度約#1500)
そして仕上げ研ぎとして
京都新田産の戸前
これで充分仕上がっていますが
参考までに最後の鏡面仕上げを行いました
画像では違いがそれほど分かりません・・
2 件のコメント:
ホームセンターや100均はそれなり商品なのですが、ときどき宝物を見つけます。
手を加えていいものにする。
さすが、キヨンドさん。
いいな~。
近くというとコーナンさんなのですか?
コーナンですね。
安い価格の裏では苦労している業者もある
という話を耳にしますが、この鉋の鋼が
どこで作られたものか、ということにも興味が湧きます。
このレベルの鋼の鉋は、私が持っているものの中でもトップクラスです。
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