特注ビウエラ Vihuela の
製作に取りかかりました
図面全体の動画もUPしました
胴体が幅広いタイプです
天保四年(1833年)に
刊行された茅窓漫録
(ぼうそうまんろく)を
眺めていたら、偶然
二絃の楽器について書かれて
あるところを見つけた
これはおそらく中国の二胡か
モンゴルの馬頭琴と
思われます
日本でも二絃の胡弓が
作られていたようですが
胡弓は本来三絃で、日本では
二絃の楽器は珍しい
こちらは和漢三才図会に
掲載されている胡弓で
ここでは鼓弓と
記されています
説明では
「考えるに、その始まりを未だ詳らかにせず、形は三絃(三味線)に似ているが小さい。撥(バチ)を用いず小弓の弦(つる)を以て鼓く(弾く・ひくか?)。故に名を鼓弓(こきゅう)と名付く。その音、最も悲哀なるものなり。勢州(伊勢・三重県)宇治の乞正?(ゴゼのことでしょうか?)毎に之を鼓(弾き)て謡う。また相伝わる鼓弓は南蛮(東南アジア)より始まる。かの土人は行住毎に(何かにつけて、あるいは事あるごとにの意か?)これを弾き、蛇や爬(爬虫類)を避けていたらしい。」
意訳・読み下しに間違いなどあったら
ご教示願います
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