2024年8月31日土曜日

アンモナイト内部構造 結晶


もうずいぶん前のこと
状態のよいアンモナイト化石を
うっかり落としてしまった 冷や汗ものだったが幸運にも
パカリときれいに割れていて
内部の細かい結晶の
ビロードのような美しさに
思わず見惚れてしまった
不幸中の幸い




これは別の化石だが
パイライト化したアンモナイトを
カットしたもの
左の白線が動画のアンモナイトの
割れたところと
ほぼ同じ位置を示している
気房と気房は隔壁で
仕切られている

反対面の様子
左はアンモナイトの表面の
外側が剥がれ、殻を作っている
縫合線が現れている
右は表面も一緒に
化石化している

この化石は
全体を外側から削り込み
内部構造が現れた状態まで
加工されている
よくぞやってくれた

2024年8月29日木曜日

自然の造形物


お怒りの金剛力士様
ま、ま、ま、

ビールでも・・

これは落雷の名残
サハラ砂漠で採集されたとされるフルグライト
閃電岩あるいは雷管石とも
呼ばれ、砂漠に落雷した際に
1秒以内の短時間でできるらし
長さ約10cm




大きなアンモナイトに
小さなアンモナイトが
重なった状態の化石
アンモナイトのオスはメスに比べ
これ位の比率の大きさ
とされていて、大きい方がメス
これはオスとメスだろうか・・


オンブバッタといっしょ

こちらは三角関係か・・

2024年8月26日月曜日

アメジスト丸玉 ヤフオクは責任を取るべき

ヤフオクに出品されていた
アメジスト丸玉90mm



届いたものは77mmしかなく
色は全く違っている
こちらがそれを指摘すると
お届けした商品について、
再度確認しましたが間違いなく
出品画像の商品でございます。
と同じ文言を繰り返すだけ
この出品者の悪い評価は
300以上あり、その多くが
出品画像と届いたものとの
色の違い、サイズの違いについて
クレームが付いている
出品タイトルは
★アメジスト丸玉90mm
★666g台付
となっているので
誰でも直径90mmと思うが
出品者は台付きサイズが
90mmと主張する
本人の思い込みもいいところだが
そう判断する人は
果たして他にいるだろうか
悪い評価を300以上受けても
それを気にしていない
というのは確信的な詐欺
としか思えない
こういった悪質なストアを
放置しているヤフオク側にも
問題がある
責任を取るべき

こちらは良心的な出品者

このように、誤解がないように
直径を測った画像と
重さを量った画像が
UPされている

2024年8月25日日曜日

琵琶の撥 そして翡翠の硯


筑前琵琶の撥
出来上がり


楽器の修復も完了

こちらは翡翠の硯





ミャンマー産と思われる翡翠
左の勾玉は糸魚川産の軟玉
ネフライトで自作したもので
右の大珠は硬玉・翡翠
ジェダイト

これもミャンマー産の硬玉と
思われます
翡翠には独特の縮緬状の
組織があり、それが表面に
現れることが多く
細かい柚子肌のようになります
硯も大珠にもこれが
観察できます

糸魚川産の軟玉で自作した勾玉
軟玉は硬玉に比べると
滑らかな質感で
透明感が澄んでいる
軟玉といっても硬玉に比べると
柔らかいが加工すると
硬度7以上ある感じを受ける

2024年8月22日木曜日

仏手出来上がり そして亀石


デフォルメした仏手
出来上がり




江戸時代、寛政三年(1791年)に
当時の旅行者のために出版された
「大和名所図会」の龍田川で
紹介されている「かめ石」と

我が家の亀石
これはガチャ・ワニガメに
サンゴの化石を自分で付けたもの

2024年8月13日火曜日

マンドリンのペグ作り



昨日は久しぶりの瀬戸内海


そして瀬戸大橋

工房の様子
製作中の二台のマンドリンの
ペグ作り
これはバロックのもの
材はツゲ

下は18世紀マンドリン
材はナツメ
そしてバロックマンドリンの
ペグ回しとストラップピン
材はブラックウォルナット

旋盤加工を終えた状態



こちらは18世紀マンドリンの
テールピン


出来上がり

2024年8月6日火曜日

石いろいろ

 

アンモナイト化石が含まれた
粘板岩プレートに
自作の三日月を付けてみた

こちらはグレイシアライトと
作りものの蜘蛛

アンモナイト化石の中央部に
空き地があるので

珊瑚の化石を・・

作りかけのラピスラズリの勾玉
作っていたらイヤイヤを
されたので途中で止めたもの

アゲートで作られたヒトデ

光を透過させると
このようになる

美味しそうな練餡に見える
秋田県産フリント

石英質の石に紅珊瑚の玉を
付けて赤ん坊の足を表現

額に入れてみた

自作の黒曜石石器たち