2021年4月15日木曜日

北斎漫画から


江戸時代の画家
北斎が描いた漫画
様々な職人模様



挽き臼を加工する石工


犬たち


唐犬



突然ですが
大胆なイチゴ大福

こちらは
北斎が描いた大胆な餅つき

野馬

猫は怖い・・

そして海魔

三柱の鳥居は
三才鳥居となっている

蓮の花

2021年4月13日火曜日

日本列島 激変説の極み

 
以前紹介した九州北部の
宗像munakataで
発見されている
弥生時代前期の水田跡と
遠賀川式土器が


同じ時代の青森県の
砂沢遺跡で発見されている謎
なぜ温暖な九州と
寒冷地である青森県に
同時代にあったのか
不思議だったのですが


仮に日本列島を
中央構造線で分断し
このように緯度が
同じになるような状態で
しかも九州北部と青森県が
近い状態であったとしたら
あり得ないことはないな・・
などと妄想したり
していたのですが
それに近い説を
唱えている人がいたのです
これには驚きました
その人は米田良三氏と
飛鳥昭雄氏

まずこちらは
飛鳥昭雄氏の著書
「邪馬台国の謎と
逆転日本列島」
に記載されている
紀元前300年頃の日本列島
西日本と東日本
そして北海道が太平洋上に
分散していて
西日本は中国大陸の
江南地方と接触しています
著者は西日本の
弥生時代の遺物と
同時代の中国の江南地方の
遺物が共通していることは
この影響ではないかと
説明しています
氏によると
この図はアメリカ軍の
最新データから引用した
ということですが
入手経路については
詳細は伏せられています
青字の説明は著書の説明を
こちらで記入したものです

こちらは紀元30年頃の様子
西日本と東日本が
かなり接近していて
南北が現在とは
逆転しています


そして
魏志倭人伝で説明されている
卑弥呼の時代の
紀元3世紀頃の倭国の説明は
上の紀元30年頃の
東日本と西日本が合体された
日本列島として見ると
ほぼ合うらしい・・

これは15世紀頃に
描かれたとされる
混一理歴代国都之図
という地図ですが
ここで描かれている
日本列島も
上の紀元3世紀頃の図と
同様です、ということは
この図はデタラメではなく
何らかの根拠が
あったのかもしれません

米田良三氏の説は
(氏による作図)

日本列島の
西日本と東日本が
合体する時期は
紀元前2000年頃としています
飛鳥説も米田説も
合体したところは
一致しています

この図は紀元前2000年以前の
合体直前の状態で
黒い部分は海
つまり海峡ですね
フォッサマグナの西の端
西日本の端になっています
米田氏はこの海峡を暘谷yohkoku
と名付けていますが
これは紀元前後の
中国の史書から
引用されています
記載されています
この海峡を境に
西日本と東日本は
分断されていた時期があり
その影響で
様々な文化的な違いが
今でも残っている
としています
たとえば
「薬指」と「紅差し指」
指の呼び方
それから、東日本で出土する
西日本ではほとんど
出土しないなど・・
逆に、出雲地方(島根県)に
東北弁を話す地域があるのは
出雲と東北が近かった影響
ではないか、とも
思えるのです
地球上の陸地は
プレート状になっていて
それぞれ移動していると
されていますが
その移動の仕方は
長い年月をかけて少しずつ
移動するとする斉一説
大隕石が地球に衝突したり
あるいは
アトランティス大陸や
ムー大陸が数日で海に沈んだ
とされる伝説や
ノアの方舟伝説のように
短期間で地形が
変わってしまう
あるいは高速でプレートが
移動する激変説と
いうものがあります
私が興味を持っている
アンモナイトや三葉虫の
化石などは
天変地異などで海底が
激変し、あっという間に
埋まらなければ
出来ないのです

2021年4月11日日曜日

ブリッジを作る そして弓月神社

製作中の19世紀ギター
ラプレヴォット・タイプ
ブリッジを作る
明日ブリッジ接着の予定


夕方、窓に簾sudare 越しの
夕日が・・

こちらは
近所にある弓月神社
鳥居の額には
正一位弓月大明神
と書かれてあります





赤く塗られた鳥居なので
八幡系と思われる

小ぢんまりとした社殿






摂社の一つ神明社

こちらは平峯社

弓月yuzuki神社は日本には
ここ丹波篠山にしかない
祭神は弓月大明神、弓月君
弓月君が祭られている神社は
他には京都太秦uzumasa
にある大酒神社がある
弓月君は日本書紀や
新撰姓氏録に
記載されている渡来人だが
応神天皇と同一人物とする説や
古代イスラエルの
失われた10支族の
ガド族の血を引いている
という説など
謎の多い人物でもある
赤い鳥居なので
八幡系の神社であることは
確かなので応神天皇との
関係は深いことになる
また、この地には
畑hataという地名もあり
秦氏との関係も濃く
ということは秦氏の本拠地
とされる京都の太秦との
関係も濃いということになる
丹波篠山の南に位置する
淡路島は古代イスラエルとの
関係があるようなので
その流れが北上した
ということも考えられる

また、弓月は大月とも関係が
ありそうで、どちらも
もともとは中央アジア
とする説もある
時代は紀元前後とされ
弓月の祖先は大月と一緒に
インドへ入りクシャーナ朝を
創ったとされ
その後
3世紀頃にササン朝ペルシャ
に滅ぼされている
そのときに弓月君は
日本に渡ってきたとする説もある

2021年4月10日土曜日

ラコート・タイプニス塗りにかかる。


製作中の19世紀ギター
Lacoteタイプ
フレット溝を挽いているところ



柔らかいスプルース部分は
黒檀のベースを埋め込み
そこにフレットを入れるので
その加工を行う


これは19世紀のオリジナル
このようになる

そしてセラックニスを
塗っていく



2021年4月7日水曜日

19世紀ギター 縁飾りを入れる


製作中の19世紀ギターの
バインディングを作っていく


ラコート・タイプの
縁飾り嵌め込み部分を
掻き取っているところ

そして接着

こちらは
ラプレヴォット・タイプ



縁飾りの延長


そして接着