ギター製作家の視点
撥弦楽器製作家・田中清人の仕事、 趣味に関するブログ
2010年10月10日日曜日
古代の釣り針鋳型
これは古代中国、戦国時代
(紀元前403年~221年)
の
遺跡から出土したとされる釣り針の鋳型です
旅順博物館
蔵
鋳型の長さは9,7cm、幅5,5cm、厚み1,2cm
ということですから
釣り針の長さは約8cm、幅約4cmと
けっこう大きいものですね
当時、鋳型で作られるものは青銅が主だったので
この釣り針も青銅製だったと思われます
鋳出した釣り針の先端を鋭利にするためには
おそらく砥石で研いだのだろうと思われるのですが
中国ではどのような砥石を使っていたのか
知りたいところです
2010年10月8日金曜日
出土砥石の試し研ぎ
以前紹介した
出土砥石
を加工し
研ぎ面を出してみました
ひじょうに硬い石なので
面出しに苦労しましたが
研ぎ面の仕上具合で
刃物への傷の付き方が変化します
今回は、前回試したときよりも
細かい粒度のダイヤモンド砥石で仕上げたので
研ぎ上がりはほとんど鏡面に仕上がったのです
これには驚きました
動画をUP
しました
2010年10月7日木曜日
日本刀の将来を憂う
御先祖に刀匠を持つ簗瀬
(やなせ)
哲也氏が、
日本美術刀剣保存協会
長崎支部に寄せられた文を紹介したいと思います。
簗瀬氏は
長崎市在住、長崎簗瀬家47代目・・源義光流れ(武田家に同じ)。
この文についての私のコメントは控えさせていただき、
皆様の判断にお任せしたいと思います。
文は簗瀬氏から送っていただいた画像のままUPしました。文のところを右クリックして別ウィンドウで開くと大きな画像が見られます。
2010年10月6日水曜日
19世紀ギター ラプレヴォット裏板内側彫り
製作中の19世紀ギター
ラプレヴォット・タイプの
裏板内側彫りの様子を
You tube にUPしました
その1
その2
2010年10月4日月曜日
右三つ巴紋の八幡神社
2日、3日の土・日は
近所の八幡神社の秋祭りでしたが
土・日は外出したので
祭りの様子を見ることはできませんでした
ここ般若寺は
畑地区
に含まれ
その総社である
佐々婆神社
と同じ日に
祭礼が行われます
さて、この写真は工房近くの八幡神社ですが
祭りを知らせる幟を見て驚きました
なんと三つ巴紋ではないですか
左三つ巴に見えますが
これは裏側なので
表から見ると右三つ巴なのです
拝殿と神殿には社紋が印されていないので
この神社が右三つ巴紋だということに
これまで気付きませんでした
神社の手前の畑に植えられているのは
丹波篠山の特産品である黒大豆です
これが今の時期、枝豆として
売られるのです
販売の解禁日は明日10月5日ということで
これから、篠山の観光地と
道路沿いの畑では直売がなされ
たいへんな賑わいとなるのです
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