毎年あちらこちらに芽を出します
これは肥料を施したものですが
葉がこんなに大きくなりました
葉がハート形のものは原種だということです
アマガエルが二匹乗っても大丈夫
今朝、花の中にバッタが入っていました
横板の中仕上として使ってみました
一枚刃の影響か青紙鋼でも削りは軽く
このように厚めに削っても
逆目を止めることができます
これはラプレヴォット・タイプ二台分の
そしてこれは曲げた横板と
それに接着する内部ライニング材
こうして見ると、それぞれの工程で
4丁の鉋が使われています
これまで気にすることはありませんでしたが
この使い方はより早く
また楽に作業を進めることができます
出来上がったライニング材(接着代・しろ)
この後ギターの形に曲げていきます
青紙鋼の鉋は切れが重く
私は主力では使いませんが
青紙鉋が役に立つ場合も当然あります
サウンド・ホールの装飾には真黒の黒檀を使います
このときには青紙鋼の鉋が役に立ちます
真黒・黒檀を炭素鋼の鉋で削ると
刃先が細かく欠ける場合が多く
そのまま使うと柔らかいスプルースに
刃欠けの筋痕が残るのです
その点、青紙鋼はあまり心配がありません
これには助かります
このブログで、青紙鋼の鉋は切れが重いとか
白紙鋼の方が永切れするといったことを
続けて云っていたためか
ここのところ青紙鋼の優れた鉋が
逆襲をしてきているようです・・
台に挿(す)げて早速使ってみると
研いだ感じでは良い感触でしたが
鋼が甘すぎてちょっと使い物になりません
今回の焼き戻しは180度前後で90分
上の画像と下の二枚は焼き戻し後の様子です
そしてこれら三枚の画像は
焼き入れ前の状態です
鋼はがねと地鉄じがねの様子には
ほとんど変化は見られませんが
使ってみて驚きました
削ってみたのですが
切れ味軽く、驚くほど永切れします
逆目もほぼ止まっています
さんざん削っても刃先はやや摩耗したくらいで
まだまだ調子よく切れます
そのままの刃先の状態で、ごく柔らかくパサパサの
スプルースを削ったのですが
これも切れ味よく削ることができるのです
ぜひ削り比べをやってみたいところです
なかなか雰囲気のよい鉋身を手に入れました
研いでみると裏押しの感じも含め
強靭で、しかもしっかりと粘る印象を受けました
だいたいこのような研ぎ感の鉋身は
良いものが多いのですが
これは大当たりでした
鋼は安来鋼の青紙系と思われるのですが
青紙にしては火花の量が多い感じもします・・
銘に「錦」の字が一字切られているだけで
作者の手掛かりはありません・・
どなたかご存じの方がいらっしゃいましたら
ぜひご教示をお願いいたします
例のガンコな不明材をまず削ってみましたが
切れ味軽く、驚くほど永切れします
一枚刃ですが
なんとか逆目も止めることができました
この刃先の状態でもまだまだ切れは止んでいません
このガンコな不明材を削ったなかでは
永切れはトップクラスで
藤井刀匠鉋や石社(いしこそ)鉋といい勝負です