長勝さんに目研ぎをしてもらったフレット・ソーと
フレット・ソーとして使っているレザーソー180厚刃
で本黒檀・コクタンの試し挽きを行いました
長勝さんに目研ぎをしてもらう前の
同じ鋸でフレット溝切りをしている
下から1・3・5本目の切り溝が替刃式レザーソー
商品銘はレザーソー180厚刃 No.S-293
2・4・6本目の溝が長勝さん目研ぎの
どちらも良く切れますが、長勝鋸の方が
切れ音はスムーズで、切れ痕も美しい
試し挽きをしながら感じたことは
フレットの溝切りは、この2種類の鋸を使うと
より効率的に行えるのではないかということです
替刃式レザーソーの180サイズ厚刃は
やや切り溝の幅が広いので
アサリを狭くする必要があります
その時に重宝するのが
このダイヤモンド・シャープナーです
粒度は#1000ほどの細かいものです
このダイヤモンド・シャープナーを
鋸板面に沿って軽くアサり部分を全面擦ります
両面軽く1回擦るだけで切り幅は
狭くなりますので、試し挽きをしながら
切り溝の幅を調整していきます