2012年9月19日水曜日
2012年9月18日火曜日
刀剣用砥石で自作小刀を研ぐ
You TubeにUPした研ぎ動画の
画像を紹介しておきます
研いでいる小刀は自作したもの(参照)
今回新たに手に入れた
刀剣研ぎ用の砥石
手前から備水砥と思われるもの(粒度約#1000)
その上は三河細(こま)名倉砥
これは木工道具用の刃物を
研ぐことに関して言えば
ほとんど仕上砥という感じです
そして奥のものは内曇砥(天井巣板層)
これは堅めの巣板で
鋼はほぼ鏡面まで仕上がります
刀剣研ぎでは地鉄(じがね)を研ぐ
内曇地砥と思われます
それぞれ研ぎ面は刀剣研ぎ用に
四方に円く成形されていましたが
木工刃物を研ぐため
平面に修正しました
これは備水砥と思われる中砥の研ぎ傷
備水砥の後にいきなり細名倉では
備水砥の研ぎ傷を消すことは困難なので
三河中名倉(ボタン層と思われる)を当てました
そして今回手に入れた三河細名倉で研ぎます
そして内曇砥で仕上げ
刀剣の研ぎでは、この後
さらに硬い仕上砥を薄くスライスしたもので
磨き上げていきますが
木工用の刃物はこれで充分使えます
2012年9月13日木曜日
工房の様子 螺旋象嵌出来上がり
9日に紹介した特注トーレス・タイプの
サウンド・ホール縁飾りが
出来上がりました
こちらは同時製作中の
2台のラプレヴォット・タイプの響板
左は野村隆哉研究所に依頼し
燻煙化学処理してもらったもの
右は未処理のもの
こちらはメープルの裏板
左は1枚板で燻煙化学処理を施したもの
右は二枚接ぎ(はぎ)の未処理材
出来上がった時点で音が
どのように違うのか
興味が湧くところであります・・
2012年9月12日水曜日
Antonius Stradivarius 作ギターの図面
9月17日に兵庫県西宮で行われる
西垣林太郎さんのレクチャーコンサートで
使われる楽器のうち
ストラディバリ作ギターのコピー楽器(参照)の
図面をデジタル化したものはないか
という問い合わせがありましたので
Web上を探してみましたが
見当たりませんでした
この楽器のオリジナルが収蔵されている
とされるアシュモリアン博物館サイトでも
楽器の図面は販売されているものの
ストラド・ギターの図面のデジタル画像は
サムネールの小さなものしか見当たりません
サムネールの小さなものしか見当たりません
そういうことなので、以下図面のコピーを
UPしておきたいと思います
原図は古い青焼きコピーなので
線が明瞭ではなく
この画像はそれをさらにコピーしたものです
右クリックで別画面で開くと
大きな画像を見ることができます
右クリックで別画面で開くと
大きな画像を見ることができます
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