2012年11月5日月曜日

若い頃の木工作品と対面・・

二十歳の頃に作った木工作品と対面しました・・

これは父親のために作った煙草盆



35年ぶりの対面ですが
これを作ったことは全く覚えていません・・



このへんのデザインはうっすらと覚えています



拙いところも見え、デザインも青いなぁ
という感じです


この頃は独学で木工を始めた頃で
砥石の師匠と出合った頃でもあります
指先が砥石で擦れて血が出ているのも気付かず
徹夜で鉋身を研いだりと、懐かしい思い出が蘇ります・・

2012年10月31日水曜日

夕方の工房裏で・・

今日の夕方、工房裏の草むらで目にした花
野蒜(ノビル)かな?と思ったのですが
野草に詳しい方からこれはヤマラッキョウである
とご教示頂きました

豆まで付いていると思ってよく見たら
花の茎に巻き付いている別の御方でした・・



そのすぐ脇にはまだアサガオが咲いています
晩秋だからか夕方になっても咲いている・・





特注で製作していたマリア・ハープが出来上がり




設計したトイ・ハープも
滋賀県の野村研究所から届き
色付けをやってみました
いよいよ商品化されます

2012年10月29日月曜日

不思議な符合 古代のアフリカと日本に同じ紋様が・・


興味深い写真を見つけました

これは紀元前1600年頃のケルマ王国の
遺跡(アフリカ東北部)から
発掘されたものとされています(参照
この紋様と同様のものが





日本の弥生時代の銅鐸にも
見られるのです・・



これは紀元1世紀頃のものとされていて
出土地は兵庫県神戸市東灘区生駒から
出土したものとされています(参照



そしてこれも神戸(灘区桜ケ丘遺跡)から
出土しているもの
銅鐸の形状からこちらの方が
やや古いものだと思われます




2012年10月23日火曜日

笠堀砥で清弘銘の鉋身を研ぐ

今回手に入れた
新潟県産中砥を使って
清弘銘の鉋身を研いでみました

この中砥は日本刀を研ぐ際の
改正名倉砥ということです
改正名倉砥は山形県産のものしか
私は知りませんでしたが
この産地は新潟県三条市笠堀
地元では笠堀砥と呼ばれ、
昭和37年(1962年)まで
採掘されていたということです

福島県産の会津砥と比べてみました
会津砥には白系と青系がありますが
写真右は青系の会津砥です
色あいや硬さの感じは
よく似ていますが
質感は左の笠堀砥の方が
やや粒子が粗く感じます

目がよく締まっているので
#600ほどのダイヤモンド砥石で
目起こしをし、研ぎ始めましたが(動画参照
よく反応し、研ぎやすく
強い研磨力を発揮します

この砥石の前に使った
戸澤・虎砥の研ぎ傷を
あっという間に
消すことができました
粒度は#2000以上ある感じです

これは動画で最初に使っている
群馬県戸澤産の虎砥
(粒度約#800)


仕上げに使った京丹波
池ノ内産戸前

ザクザクと反応し
強い研磨力があるにもかかわらず
鋼はこのように鏡面に仕上がる
文句なしの仕上砥です

清弘銘の鉋については
こちらを参照ください





2012年10月22日月曜日

新作オブジェ



黒檀(エボニー)とインド・ローレルの
端材でオブジェを作ってみました





こちらは製作中の特注Boxハープ
メキシコアワビと白蝶貝で装飾をし




ただいまニス塗り中です