昨日8月18日、京都府亀岡市にある砥取家さんで
「日本研ぎ文化振興協会」の設立総会と勉強会が行われました
これは私のパフォーマンス
4種類の鋼の鉋の仕上研ぎと鉋かけを行いました
削った材は楽器用のメープルと本黒檀(Ebony)
自作の楽器の音も聞いてもらいたかったので
マリアハープ奏者のマリア味記子さんにも同行してもらいました
右端の方は会場で一緒になった農学博士の森下正博氏
ヴァイオリン演奏をするということでしたので
急遽3人で何かやろうということになり1曲披露しました
会場の方々に喜んでもらえて何よりでした
これは二人の包丁研ぎ師
藤原将志氏と村上浩一氏による研ぎの講座
YouTube動画を3本UPしました
左が月山義高刃物店の藤原将志氏
右は「研ぎ屋むらかみ」の村上浩一氏
藤原氏によるさらに詳しい包丁研ぎ動画はこちら
村上氏が研ぎ上げた包丁
ほとんど日本刀と同様の仕上がりです
これには感服しました
砥取家さんの天然砥石で研ぎ上げた包丁を早速試してもらいました
市販されているままの状態の包丁と
天然砥石で研ぎ上げた包丁
切れ味の違いは歴然としていて誰もが納得
包丁によって切った素材の味が違うというのも驚きです
これは味覚音痴の私にも分かりました
大阪北新地の割烹料理店ぬのや(ミシュラン一つ星)
の布谷浩一氏による包丁さばきに熱い視線が・・
鰹(カツオ)の「タタキ」も本格的・・
こちらは鯛(タイ)のタタキ
そして鱧(ハモ)の湯引き
どれも絶品でありました
添えてある花弁は食べられるように品種改良された
オクラの花だということ
これは初めて口にしましたが
独特の食感と旨みには、それこそ舌を巻きました・・
食は文化であるということを再認識させられました