2013年10月16日水曜日
2013年10月15日火曜日
Walnutウォルナット材に鉋をかける
13日にYouTubeにUPした動画の画像を紹介しておきます
削ったのは昨日紹介した
大阪の橘商店から分けてもらったウォルナット材
これは30年ほど前に自作した冶具で
もともと19世紀ギターの補強材を削るために作ったもの
紅色の材はPadaukパドック(紅カリン)
これは製作中のマリアハープのブリッジとして使うもの
ウォルナットは深く美しい杢が出ています
安来鋼やすぎはがね青紙スーパーの鉋で仕上げました
出来上がり
出来上がり
もう1台の方
ブリッジはウォルナット材
2013年10月14日月曜日
Maple材とWalnut材を入手
MapleメープルのVeneerベニヤ(突板)が少なくなってきたので
新たに手に入れようと思ったのだが
以前世話になった銘木店がなくなっていた・・
そんなことを知り合いにこぼしていたら
銘木店(橘商店)を紹介してくれた
ということで手に入れたのがこれ
0,5mm厚のシカモア・メープルの突板です
大阪の橘商店では他にもメープルとウォルナットの板を入手
19世紀ギターLaprevotteラプレヴォット用の裏・横板を
2台分取ることができました
これはウォルナット
全体に美しい杢が出ています
長い間倉庫に放置されていたので
表面は日に焼け白っぽくなっていました
よく乾燥しているので、すぐにでも使える状態です
2013年10月12日土曜日
Gelasジェラ風フラットマンドリンの部材
これから製作するGelasジェラ風フラットマンドリンの
響板と裏板を揃えました
響板はフランス産のエピセア(スプルース)ということで
30年ほど前に手に入れたものですが
日本のアスナロのような香りがします
大判なので、これ1枚でジェラの二重構造の響板を取ることができます
裏板はチェコ産のメープル
これも1枚板で、膨らみを付けた削り出しにします
ネック材もチェコ産メープル
これは参考にしたオリジナルのジェラ
2013年10月10日木曜日
新身の小刀の裏を研ぐ
10月6日にUPしたYouTube動画の画像を紹介しておきます
動画で最初に使った
電着ダイヤモンド砥石#800
裏面に貼り付けている#1200
以前紹介した人造砥石PAPA2000
人造砥石でも手持ちの刃の黒幕#1500は
刃物の裏を砥ぐには反応が悪く
目起こしをして使うのですが
このPAPA2000はそのままでも良く反応してくれます
これは群馬県産沼田砥・砥沢虎砥
粒度は約#1000
これはそのままでは反応が鈍いので
目起こしをして使いました
人造砥の傷は#2000でも深いので
天然砥石の#1000で研ぎ戻したくらいが
ちょうど良い感じです
愛知県産三河名倉砥・ボタン層
粒度は#2000以上
ここから仕上砥石で、これは荒めの中世中山砥
硬さはやや硬めです
そして最後に京都梅ヶ畑・中山産の戸前で仕上げました
9mm幅の小刀で鋼は安来鋼・青紙
これは試しに購入したものですが
青紙鋼の小刀は鉋同様切れが重く
仕事で使う気にはなれません・・
鎬面の様子
これは現在主に使っている小刀で9mm~12mmのものです
刃角度は22度~28度
左のものが切れが最も軽く(刃角度約28度)
順に右に切れが重いものを並べてみました
左の最も切れが軽いものと右の重いものが
青紙鋼というのが興味深く
また、刃角度の違いはほとんど切れの軽さには
関係がないのもおもしろいところです
今回の青紙鋼の小刀は右端のものと同様でした・・
左端のものは30年ほど前に刀匠に頼んで
5本打ってもらったものの一つです
価格は1本¥5000程度でした
青紙鋼の良いものが手に入ったので
ということで打ってもらったのですが
現在の青紙とは違うものとしか思えません
昭和の始め頃の初代・二代初弘や初代金井の鉋のように
青紙鋼の鉋でも切れが軽く、永切れするので
そのような鋼だったのかもしれません
他のものは使い込んでしまったので
これが最後の1本となってしまい
代わるものを探しているのですが
これに匹敵するものに未だ出合えないのです・・
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