2014年4月11日金曜日

大分県日田の旅 日田英彦山線

YouTubeにUPしていた動画の画像を
遅蒔きながら紹介しておきます
大分県日田ひた
JR日田英彦山ひたひこさん線の車窓からの眺め



日田駅前の様子


2014年3月27日木曜日

日本刀関連の本を入手

日本刀に関する本を新たに
3冊手に入れました
まず、画家「かつきせつこ」
さんによる絵本
対象は鎌倉時代の
日本刀作りの技法を
ほぼ手中に収めたとされる刀工・松田次泰氏

それから研ぎの立場から
日本刀の謎に迫る
刀剣研ぎ師の倉島一氏による「日本刀 謎と真実」

倉島氏による鎌倉時代の
名刀の反りの考察は
特筆ものです
一言で言えば当時の
名刀の反りの多くが懸垂線
依っているというもの
これは日本の建築物の
屋根の反りなどにも
取り入れられているものです
このことと、西洋の楽器などがフィボナッチ数列による
黄金比に依っていることが
多いということに
共通したものを感じます

一般的に、日本刀を焼入れすると刀身が反ると
言われていますが
先に紹介した松田氏の
焼き入れでは
刀身は反らないのだそうです(そういう技術がある)
このことから、鎌倉時代の名刀の反りも焼入れによる
偶然の反りではなく
刀匠による意図どうりの
反りであると松田氏は
主張されています
このことは
たいへん興味深い・・

こちらは日本刀の科学的研究の先駆けとも言える
俵国一氏による
「日本刀の科学的研究」
こういった研究書が戦後間もない昭和28年(1953年)に
出版されているということに
驚いてしまいます

装丁は当時一世を風靡した
版画家の棟方志功


出版当時の俵国一氏近景
出版された当時
氏は82歳だったということで
この研究は明治39年10月から
大正13年の10月まで18年間
行われたということです

松田次泰氏によると
この研究書は現在の
日本刀の世界では
ほとんど無視されているということですが
松田氏にとっては
この本に書かれてあることは
鎌倉時代の日本刀作りの方法そのものなのだそうです
 
この研究にあたって
当時の鑑定家・本阿弥光遜氏の
監修の下で刀匠・笠間繁継氏が実際に作刀に
携わったということです

研ぎについても
砥石と研ぎ傷の写真を交え
詳細に記されています





2014年3月23日日曜日

工房の様子と犬の散歩の様子

昨日の夕方の様子
YouTube動画UPしました





こちらは作業の様子
製作中の特注小型モダン・タイプ弦長630mm























2014年3月19日水曜日

天然の酢と黒水晶

熊本県の黒水晶を採掘しているという御方から
黒水晶と天然産の酢を頂きました
手前が黒水晶で
ペットボトルに入っているのが天然の酢
水晶を探しているときに見つけたそうで
岩窟の岩からポタリポタリと垂れているのだそうです
これだけの量を集めるには
かなりの時間がかかっているのでしょう・・
味は酸味と苦味と旨味以外に何とも表現できない
爽やかさのようなものを感じます
生まれて初めての味わいで貴重な経験をさせてもらいました
居合わせていた森砥石さんも
こんなん始めてや、と目を白黒させてました・・

天然の酢と聞いて連想したのは
ここ篠山の隣、三田さんだ市藍本にある
酒滴さかたれ神社です(参照下さい
この神社の説明板では、平安時代に疫病が流行った際に
素戔男尊スサノオノミコトの化身である童子のお告げがあり
村人が山に登ってみると岩窟から天然の酒が垂れていて
これを病人に飲ませるとたちまち治ったとされています
また、その後約200年後にも疫病が流行し
そのときには仙人による同様のお告げがあったとあります

この天然の酒が今でも垂れているのかは分かりませんが
熊本県で天然の酢があるくらいですから
天然の酒があっても不思議ではありません・・







2014年3月10日月曜日

画像いろいろ 川面の渦 夜光貝に蔦 鉋とカバ


朝の犬の散歩でよく通る篠山川の堰です(午前8時頃)
雲一つない晴天で
日光が水底に達し
水面の渦が映っているのです
思わず息を呑み
しばし見とれていました・・
犬の散歩そっちのけで
急いでカメラを取りに・・
迷惑なのは御犬さま・・

これは数年前の写真ですが
動画撮影した位置はこの
手前になります

これも数年前のものですが
堰の川下にある弁天橋から望む
厳島神社

話は変わって
これは先日猪名川の道の駅で
売られていた蔦・ツタ
これで金輪寺茶入
作れないものかと・・
ちょっと細いかな・・
使えそうにない
曲がったところを切り取って

夜光貝の貝殻に差し込んだら
ぴったり・・

生きているよう・・

またまた話は変わって
これは先月撮った写真

いちどに多くの鉋を研ぐときにはカバの手も借りたい・・の図