かねてから一度は訪れてみたかった
多田銀山跡へ足を運びました
江戸時代の銀山代官所跡から望む岩山
この左方向に金山神社があります
この近辺には鉱石を掘った間府が点在しています
お、砥石か・・と思わず立ち止まりましたが
砥石ではありませんでした・・
試掘でもしたのでしょうか・・
金山神社
サザエの殻を灯明として使ったことは
寛政十一年(1799年)に発行された「日本山海名産図会」
でも説明されています(参照)
金山神社の麓には小川が流れていて
そこには金属精錬をした際に出る鉱滓(スラグ)と
思われるものが散見されました
これは桜マンガンと呼ばれているものだそうで
マンガン鉱石を半分にカットした内部の模様
桜の大木に花が咲いているように見えるので
このように名付けられたのだそうです
たしかにそう見えないこともない・・
これはマンガン鉱石の表面