昨日の続き・・
篠山城近くの武家屋敷
江戸時代の地図にも記載されている
由緒あるところであります
現在は個人邸
庭の手入れも行き届いております
ご隠居様は和洋を問わず
様々な楽器を演奏するマルチ・タレント
どういうわけか拙作のギターもある・・
ご隠居は手先が器用で
このようなものも自作なさる
拡大しても鑑賞に耐えるというのはスゴイ
キットなどではなく小さな部品もすべて自作
というのには驚かされる
ご隠居は木工品の蒐集家でもあり
とくに桑材で作られたものを専門に集めておられ
手先の器用さを活かし修復も自ら手掛けるという徹底ぶり・・
恐るべし・・
これは縞黒檀で作られた古い鏡台
昔の名人による作品も数々所蔵
以前紹介したものも参照下さい
その技術がどれほど優れているかを力説するご隠居
ジュエリー作家の石井氏(写真右端)も
昔の木工職人の技の細かさに舌を巻く・・
個人的にはこういう硬い作品は好きではないが
細かく複雑な作業もここまで徹底していると
圧倒されるものがある
落語の宋珉の滝をついつい連想してしまう・・