2016年4月4日月曜日

篠山の春 満開

工房近くの1本桜 満開です
今年は香りがほとんどしない・・

その分、色は濃いような気がする




タムシバの花が咲いている山に
雲がかかっているのも春らしい風景

これも
いつもの風景・・




舗装された道路脇で
けなげに咲いているスミレ

ホトケノザ

フキノトウ

小さな花 一輪だけ
というのもいい

白壁に映える白い花


2016年4月2日土曜日

トンボ玉作家 岡那孝幸氏の作品展

今日は午後からフラリと篠山商店街へ・・
トンボ玉作家の岡那孝幸さんの作品展へ足を運ぶ

途中、桜は五分~七分咲き
山のタムシバの花は満開
例年よりも花が多いような気がする・・

西町の市営駐車場から商店街へ向かう

有名な「小西のパン」の隣りの
貸しギャラリーが作品展の会場となっている
明日4月3日まで開催とのこと



展示会場の様子






この3個をゲット

これなどは海好きとしては
たまらない・・

下から色付きの光りを当てると
また格別



2016年4月1日金曜日

工房の様子 特注小型モダン・タイプ 製作状況


Mapleメープル仕様
特注小型モダン・タイプの製作状況

指板を削っているところ
堅い本黒檀削りには
やはり粉末ハイス鉋が威力を発揮してくれる

その後

ブリッジをニカワ接着し

ネックを仕上げる

使っている小刀は
若狭砥採掘の尚さんが鍛えてくれたもの
鋼HaganeはSK3

鑿Nomiはこれも先日紹介した
重光銘の古い会津刃物

粘りの強いメープル材でも
よく切れてくれます

最後の繊細な仕上げ削りには
これも古い会津刃物の重春銘の銑から

削り作業完了

この後はサンドペーパーで仕上げ

ニス塗りにかかる
これは無色セラック・ニスを刷毛塗りしたところ

2016年3月29日火曜日

古文書 江戸時代 絵入 「女子日用文」を入手


江戸時代の「女性のための手紙の書き方用例集」
とも言える
大判の「絵入 女子日用文」を入手
表紙や奥付が紛失していて発行年など判らないが
江戸時代中期以降のものか・・
時節柄、春の花見のところを紹介
いつの時代も花見は浮かれるのでしょうね・・

鈴木まどかさんの協力を得て
現代語に書き換えてみました

花見催寿(す)fumi
このころは長閑nodokanaru
空うら続き四方yomo
はな(花)も最中monakaのよし
uketamawarihaberisourou 近々に
何方izukata(へ)なりとも御供申し
あげたく候 ささへ(え)
などは是より用意
いたしまいらせ候sourou
めで度takuかしく

同返事
御玉つさ拝し侍haberisourou
明後日(あさって)は御庭面の
御花見御催し候に付
わたくしも参じ候様you
oose下され かたじけ
なく ぞんじ侍候
御めもじにて御礼申し
あげまいらせ候べし
めでたく かしく

この本は1頁(厳密に言うと2ページの両面)が
3枚合わせになっていて
見えない真中の紙はやや厚く
全面にキラ(雲母)が入っている贅沢なものとなっている


最初の頁peijiの「四方の」の「の」は
「農」の字が当てられていますが
私は読めず、鈴木まどかさんに
ご教示頂いたものです
変体仮名にはいろいろの漢字が当てられますが
「の」には乃、能、野、廼、農、濃などがあります
この色紙は本阿弥光悦のものですが
ここでは三行目に濃と能が使われています

長月もいく有明に 
成ぬらむ
あさち(朝路?)の月の 
いとさ日(び) 



2016年3月27日日曜日

CD 3種類の19世紀の楽器によるVienna音楽 

朝の散歩で顔に臭いモノを
擦り付けてきた我が家の老犬・・
何か・・

家の中のネコは知る由もなし・・

だが春の嵐のゴーゴーという突風は怖い・・


そうこうしているところへ
注文していたCDがオランダから届く・・

19世紀のオリジナル楽器3台による
ウィーンの音楽
使われている楽器は1850年製
P.マウリのマンドリン

そして1820年製
J.ベームのフォルテピアノ 

1812年製、C.ガダニーニのギター
こういった音楽はこういう風に聴きたい
という要望に見事に応えてくれている
本格的な音楽表現も素晴しい

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