古いマンドリンの修復
オリジナルの極端に薄くなっているものや
欠けているものは取り換える
コニシボンドのハイスティックは
熱で軟化させることができるので
後の修理の際に剝す必要があるときは
容易に剝すことができる
画像はテストピースでいろいろと試しているところ
上の四分鑿以外のものは
ついでにこの部分も取り換える
これは明らかに後付で
オリジナルは貝のものが付けられていたと思われる
もう1台の紛失しているヘッドの装飾も作っていく
久しぶりの雨
今日の作業は修復中の古い琵琶の
覆手(駒・Bridge)を四絃から五絃にしていく
「光琳十二図」を入手
明治時代に発刊されたもので
縮図は橋本菱華と説明されている
その中からいくつか紹介しておきます
「月に秋」の図
「群鷺と岩上の亀」の図
亀の表現がおもしろい
「籬Magakiに朝顔、春草」の図
「白梅」の図
紅葉Momijiに流水
衣砧Kinutaの図
オイル仕上げを終えた状態
この後、蜜蝋Bees waxで艶出しを行う
これは工房裏の鉢植えの木瓜の木
今年は例年よりも大きめの実が
多く生ったので収穫
といっても、ほんのり香りはするが
とても食べれそうにない。
果実酒にするといいのか・・だが
それほどの量はない
2個だけ残してこうして眺めることにした
上の石はストーンハンターの知人から
分けてもらった熊本産の黒水晶
手に入れたパイライト(黄鉄鉱)
こうして眺めていると不思議な心持になる・・
石は何万年もこのままの状態であるのだろうし、
木瓜の実は数週間でシワシワになって
腐ってしまうのだろうが、その存在感は素晴しい
こちらは工房の入り口に巣を張っている蜘蛛
よく見ると、何やら雲のようなものを巣に付けている
これは何じゃ・・
蜘蛛の巣と思われるものが
別のところにありました
これも不思議・・
これは縞模様の葉のツユクサ