8弦ギター用の糸巻のツマミがアクリル製で
自分の好みではないので
作り換えることにした
黒檀Ebonyで作り換える
穴あけはフリーハンドがやり易い
ついでに破損した自作の19世紀ギターの
ツマミ1個も作り換える
こちらは8弦ギターのもの
厚みの形状を仕上ていく
240番のサンドペーパーで磨いたところ
次に320番のサンドペーパーをかけ
セラックニスを塗り
それが乾いたらスチールウール000で磨き
布で空磨きをして出来上がり
エポキシ接着剤で固定して完成
こちらは19世紀ギターのもの(右端の1個)
製作中の2台のギター
木地磨きを終えた状態
使ったサンドペーパー
空研ぎ用のサンドペーパー各種
私は木地磨きにはこれだけで済ませています
荒磨きは#150、仕上げは#220か#240
8弦ギター 弦長650mm
バロックギター 弦長650mm
バロックギターの響板に着色
使ったニスはプラネットカラー(オイルニス)の
ライトオークル色
古色仕上げ
この後セラックニスを少し塗ります
横裏の下塗りを終えた状態
ウェブ上でたまたま目にした
山下陽子さんの版画
アンモナイトを二つ
合わせたようなモチーフに
手持ちの自分で接着した
アンモナイトを連想した
これですね・・
それからこれは
ドイツ在住の芸術家
私が同じくらいの大きさの
アンモナイトを
二つ接着しようと思い立ったのは
似ているからなのだが
山下陽子さんと八嶋美和子さんが
何故このような形状のものを
描かれたのか
興味が湧くところであります・・
山下陽子さんの絵には
不思議な雰囲気があるので
画集でもないかな・・
とネット検索したら
「アナムネシスの光芒へ」という
不思議なタイトルの
画集が見つかったので
手に入れてみた・・
アナムネシスは魂の記憶の
想起という意味らしいが
そういった概念を連想させる
絵が描かれている
15名の画家が紹介されている
ところが多くの絵が
オドロオドロしく
もっと健康的で
カラっとした絵があっても
いいのでは・・と思ってしまった
そんな中で
これはいいなぁと感じたものは
瀬戸照Akiraさんと山下陽子さん
瀬戸照さんの絵
タイトルは「石」
自然の石をそのまま
描いたものと思われるが
カラっとしていて好感が持てる
そして山下陽子さんの絵
幻想的でも
オドロオドロしさがなく
さわやかで美しい
ルドン風の異次元を感じさせる
雰囲気もある
こちらは山下陽子さんが
挿画を描かれた
A・タルコフスキーの小説
映像作家が書いた小説
ということもあるのか
読んでいると情景が
鮮明に浮かんでくる
読み進める途中に現れる
山下陽子さんの挿画がまた良い
登場人物の主人公は
実在した人物で
1822年に亡くなっている
先般修復した
ディタル・ハープが
作られた頃の人物でもあるので
感慨深いものがある・・
これは本を撮影していて
誤ってシャッターを押してしまい
写っていた室内
何だか幻想的・・?
作業の前にノミと小刀を研ぐ
一本松産戸前
硬口ながら良く反応し
ピカピカの鏡面に研ぎ上がります
砥ぎ上げた鑿と小刀
早速仕事で使う
南京鉋を使っているところ
荒削り
ネックの形状がだいたい決まったら
大まかに指板を仕上ておく
仕上げ削り
ネック削り完了