銅版画家
武原ハルヨさんの作品
「Roman41」
1992年作
これは妖精の世界でしょうか・・
なんとも不思議な世界・・
山桜の表現もすばらしい
日本版といった
ところでしょうか・・
なぜ人魚が描かれているのか
謎・・
リトルマーメイド・・
前回紹介したように
滋賀県信楽産
宮町青砥の鎌砥サイズ2本を
接着し、木の台に固定しました
そしてハイス全鋼鉋を
研いでみたのですが
反応のよさに驚きました
研磨力もあります
研ぎ傷は浅い
さっそく仕事で使う
修理中の19世紀ギターの
黒檀指板を削る
アンモナイトを接着
そこへやってきた猫の検査官
完全になめられました
ネコになめられたので
新しい動物を作ってみた・・
ネピアさま
ごめんなさい
これも新種の動物
ネコカブリという・・
滋賀県信楽産の
宮町青砥が
6本届きました
これら6本を接着し
大きな砥石に
するつもりでしたが
2本で充分と思い
2本を瞬間接着剤で接着
さっそく試し研ぎを行いました
粒度は600番ほど
中砥としては
やや粗めですが
粒度がよく揃っていて
地鉄、鋼ともに精緻に
研ぎ上がっています
柔らかめで
もう少し硬さが
あれば言うことなし
といったところです
研磨力も強い
動画で次に使ったのは
京都木津和束産の
杣田砥(青砥)
粒度は1000番程度で
宮町青砥の研ぎ傷を
消すのにちょうど良い
感じです
こちらも粒度が
よく揃っていて
精緻に研ぎ上がります
この後、沼田虎砥で研ぎ
仕上げ研ぎにかかります
やや柔らかめの
京都新田産白巣板
京丹波園部産の
合わせ砥で最終仕上げ
ハイス鉋がこのように
滑らかに研ぎ上がる仕上げ砥は
なかなかお目にかかれません
研ぎに使った天然砥石
中砥三種
左から、宮町青砥→
杣田砥→群馬県産沼田虎砥
宮町青砥と杣田青砥は
質感が似ていますが
杣田青砥は
亀岡の青砥と同様
頁状粘板岩(泥質頁岩)
ですので
柾目面で研ぎますが
宮町青砥は
砂岩系なので
縞模様があるものの
沼田虎砥など
凝灰岩系砥石と同様
どの面でも同じように
研ぐことが出来ます
変わった模様の
アメジスト
中央部に窪みがあるので
何かを差し込めれば・・
とやってみたら
棒が立った
棒を1本増やして
三日月を付けてみた
天空の三日月