2020年3月3日火曜日

ふくしま手語り 孤高の槌音 刀工藤安将平 

以前会津手語り鍛冶屋編
という本を紹介したことがありますが
(樹木に関する職人編は
その福島県にある出版会社
ふくしま手語り「孤高の槌音・つちね」
刀工藤安将平・古刀再現の道
が出版されました
今回の本も写真家である
赤沼博志氏の写真が
素晴らしく
思わず息を呑むほどです


以下少し紹介しておきます
日本刀は写真で見たものと
実物を目にしたものでは
違いが甚だしいので
この写真(短刀の一部)
だけでは
何とも言えませんが
刃文hamonが皆焼hitatsura状で
何も知らずにこれを見たら
綱広など室町時代の
相州伝の刀と
思うかもしれません
地鉄jiganeも複雑で
見ていて飽きません
ぜひ実物を拝見したいものです

これは以前ブログで紹介したものですが
埼玉県の将軍山古墳から
出土している大刀tachiです
(同じ刀身の裏表の画像、切先部と
物打部上部を合成したものです)
時代は6世紀前半とされていますので
古墳時代後期ということになります
地鉄の景色、様子が
上の藤安刀匠の短刀に
よく似ているのではないでしょうか

藤安fujiyasu将平masahira刀匠
焼き入れの瞬間


YouTube動画

藤安刀匠の鍛刀場のある
福島市立子山で行われた
「たたら操業」の様子
この炉は福島県南相馬市
で発掘された古代製鉄炉を
元にして造られたということです

他に福島県で活躍されている
日本刀に関する職人さんたちも
紹介されています 
こちらは研ぎ師

鞘師

白銀shirogane師

クィンテルナのネックを作っていく

クィンテルナのヘッドと
ネックの加工







ネックとヘッドを
タイトボンドで接着



ネックにメープル・ベニヤを
膠・ニカワで焼き付け接着

長勝 導突窓鋸でネックを
所定の長さにカット

導突窓鋸で挽いた痕は
滑らかで、このまま接着
できるほど


検査官もビックリ


ヒール部分を作っていく


端材でオブジェを作る
桃の節句なので
雛人形を作ってみた



ヒールの接着面を仕上げる



メープルのVeneerを巻いたところ
ホルマリンを使った
膠・ニカワ接着 
動画UPしました

2020年3月1日日曜日

前川多仁展と平家琵琶


丹波篠山出身のロウケツ染作家
前川多仁Kazuhito氏の作品展が
東京青山の「白白庵」で開催されます
3月7日~18日

3月7日(土) 13:00-18:00 は
呈茶会が行われ
乙亥会・代表の鈴木 宗景さんによる
お茶の振る舞いと
宗偏流による平家琵琶が
奏されるそうです

その際、拙作の平家琵琶
銘・相応」と

茶杓が使われるということです
たいへん光栄なことです


2020年2月28日金曜日

ビウエラのペグを作っていく そして端材オブジェ

Vihuela ビウエラのペグを
作っているところ

輪郭出来上がり


端材でオブジェを作る

ペグとストラップピン
出来上がり



ツマミ部分の端材を
オブジェに追加



2020年2月26日水曜日

画像を動かすことのできるアプリ

スマホで使える
画像を動かすことができる
アプリを試してみました
例えば上の画像の
鉋屑だけ動くように処理してみると

このようになります

そして猫の顔を・・

おまけ

ハンドスピナーを回す・・

曲芸!