2020年6月10日水曜日

モノクロ画集で塗り絵


昭和28年(1953年)に
発行された図録
三十六人家集と久能寺経


楽器に使った絵具が
余ったので、まず表紙で遊ぶ

モノクロ印刷なので

塗り絵にピッタリ



使った水彩絵具


 


2020年6月9日火曜日

明月菓寮と藤原定家明月記

京都長岡京市にある
和菓子舗「明月菓寮」の

箱の包装と栞が
素晴らしいので

平安時代の装飾経の一つ
法華経の見返しの絵と
合成してみました

和歌は明月記を書いた
藤原定家のもの
あじさえの 下葉にすだく ほたるをば 四ひらの数の そふかとぞ見る
漢字を当てると
紫陽花(あじさい)の
下葉に透だく 蛍をば
四ひらの数の
添うかとぞ見る
となるのでしょうか・・

合成する前の元画像です
大和絵風の濃厚な世界

これは自然石
墨絵の山水画のようです

これも自然石
上の大和絵風の挿絵に
通ずるものを感じます

手前は絵付けされた陶器
同じ世界ですね
いろいろと興味深い

2020年6月8日月曜日

サントゥールのブリッジを接着

工房入口のアマガエルくん
しっかり三密


こちらは工房の様子
サントゥールのブリッジを
加工しているところ



150番サンドペーパーで
ブリッジの接着面を整える
動画UPしました


接着面の調整完了

そして接着



響板は四方に
膨らませている

2020年6月7日日曜日

群書類従と塙保己一 そして琵琶


江戸時代中頃の人
塙保己一Hanawa Hokiichi
7歳のときに失明
15歳のときに父親を説得して江戸に出る
鍼灸、音曲の才能はあまりなかったが
記憶力に優れ、人が読んで
くれた文を暗記して国学、
漢学、法律などを修める
その後、盲人の職業団体で
ある当道座の最高位
総検校kengyoまで昇り詰める

古inishie の書物
手紙などが散逸しているのを憂え
国学、芸術、人文全般の
叢書を刊行することを決意
41年かけて膨大な「群書類従」
gunshoruijuを編纂、刊行
塙保己一のことは
ヘレン・ケラーも尊敬していたことで
知られている

明治~昭和にかけて
出版されたもの

手許にある2冊



群書類従に掲載されている
当時の琵琶の説明

転手(糸巻き)から絃が
延びて、海老尾と首の
折れ曲がったところに
絃が乗るところを
現在の平家琵琶では
承絃と呼びますが
その部分は垂弦となっています

平家琵琶で鶴首(頸)と
呼ばれるところは
鹿頸となっています
これは筑前琵琶でも
そう呼ばれています

甲板の材質がいろいろと
書かれていますが
最初のシタンは
紫檀のことと判りますが
以下のクワリボク、クロツミ
コツキ、ユシホツメ、ミツノ木
アワスハウ(スオウか)、ハラハシ
ホチノキは現在のどの木なのか
皆目判りません

以下琵琶についての説明




2020年6月6日土曜日

ベビー尺取り虫 そして異様な夕焼け

外の物置台に
小さな尺取り虫が・・
落下直後すかさず
アリの捜索隊が・・

その後ここに移動

かれこれ2時間以上
経ってもこの体勢
かなり背筋が強い!

ポポーの木は
だいぶ大きくなった








そして不気味な夕焼け