2020年7月2日木曜日

ギター製作 19世紀ギター、ネックとヘッドの加工

ネックのVジョイント加工

使った鋸はカマ挽鋸


薄鑿・ノミで接着面を仕上る



ネックに丸みを付けていく
小刀で粗削り
YouTube動画UPしました


中仕工nakashiko鉋で削る


使った鉋は古い会津鉋、重清

仕上削り


鉋が使えないところは
小刀で仕上る

サンドペーパーで表面を均す

突板Veneerを膠・ニカワで
焼き付け接着
動画UPしました


ベニヤのバリを削り取る


ヘッドを所定の角度にカットする

使った鋸は長勝鋸
導突窓鋸


このようにVジョイント加工していく



刃渡り3cmの畔挽鋸

2020年7月1日水曜日

19世紀ギター ネックとヘッドの加工

今日の作業
製作中の19世紀ギター
2台分のヘッドとネックの加工
まず、ヘッドの芯となる
桂材をガガリ鋸で製材

鉋で桂材と化粧板の厚みを仕上げる


そして接着

ネックの墨付け


挽出し



面出し



刻んでいく

導突鋸

縦挽き専用鋸

2020年6月30日火曜日

平家納経の馬とクィンテルナの馬 そして柴田是真

平安時代に描かれた
平家納経「勧発品」
見返しの馬の頭部が

これは大正時代に
田中親美により模作
されたもの

こちらは平安時代に
平清盛によって厳島神社に
奉納された原本

先日製作したクィンテルナ
ヘッドの馬に何となく
似ているような気がする
偶然



これは幕末から明治にかけて
活躍した画家、漆芸家
柴田是真Zeshinによる作品
芭蕉を蒔絵にた提げ重箱

蒔絵額の一部

同上

これは尾形光琳が作った
硯箱を写して作った模作品

こちらは光琳の本歌(オリジナル)

是真が描いた朝顔の団扇Uchiwa



南瓜(カボチャ)の花にバッタ

秋の果物に蟻・アリ

手前は100円ショップで買った
作り物のスモモ
本物そっくり!