修復中の
ヴィンテージ・マンドセロの
ブリッジ出来上がり
以下、その工程と
使った道具たち
Zet saw ゼットソーの
それと従来のパネルソー
で黒檀材を挽いてみました
150サイズでは挽き深さが
足りない場合もあり
240mmサイズで対応
しかし、通常の導突鋸では
やはり挽きの力がなく
なかなか進まない
糸鋸加工
サドル溝を挽く場合や
繊細な刻みは
やはり畔挽鋸が良い
2mm幅のノミは
市販されてないので
ヤスリを焼き戻して
自作したもの
1mm厚の薄いノミも
市販されていないので
金切り鋸の刃で
自作したもの
両端は手許にある
小さめの窓鋸
右端は270mmの導突窓鋸
左端は刃渡り一尺
約300mmの伐採用窓鋸
中央は265mmの替刃鋸
刃は通常の江戸刃
このサイズと身厚の
窓鋸があれば
乾燥材の製材の幅が
広がるような気がする
窓鋸は縦挽き、横挽き
どちらも対応できる
左端の一尺窓鋸は
伐採用のためか
身の厚みが刃先から
背にかけて徐々に
薄くなっている
右側の2枚は身の厚みは
全体に均等
それぞれの挽き幅
左からレザーソー0.8mm、
導突窓鋸0.5mm、
一尺窓鋸1.5mm
以下、描かれた
江戸時代の鋸いろいろ
和漢三才図絵で
紹介されている鋸
ノコキリ
人倫訓蒙図彙
Jinrin-kunmou-zui
で紹介されている鋸
角細工師
象牙を挽いている鋸は
現在の導突鋸のように
背が付けられている
大工daikuと木挽kobiki
変わった鋸
さし物師(指物師)
桶結師
okeyui -shi
臼師usu-shi
茶杓師
chashaku-shi
竹を挽く鋸も
象牙を挽く鋸のように
背が付けられている
櫛挽師
kushihiki-shi
面打師
menuchi-shi
木彫師
kibori-shi
仏師busshi
画像左は
右端の片割れで作った
平彫刻刀9mm
中央は三木の
お世話になった生反り小刀
研ぎと試し削りの
生反り小刀は
滑らかな切れ味で
心地よく削ることができます
鋼は青紙2号らしい
彫刻刀の柄を作っていく
ニスを塗り出来上がり
柴野刃物勢揃い
どれも素晴らしい切れで
即戦力として使えます