2021年7月4日日曜日

ボス、ブリューゲル、平家納経の魚

ルネサンス時代(15世紀)の
オランダの画家
ヒエロニムス・ボスが
描いた幻想的な魚
 


この魚などは


フィギュアになって
商品化されているのには
驚いてしまう

ところが
この絵のように
日本でも描かれていた
ということに
さらに驚いてしまう
しかもこの絵は
ヒエロニムス・ボスの
時代から300年も
遡った平安時代に
描かれているのです
平家納経の挿し絵









2021年7月1日木曜日

徒然草の琵琶 そしてアンモナイト蛙

 

卜部兼好Urabe Kenkouの
徒然草tsurezuregusa 
七十段の興味深い出来事
「元応(14世紀)の清暑堂の御遊に、玄上(琵琶の銘)は失せにし比(頃)、菊亭乃おとど(大臣)(琵琶の名手)、牧馬(琵琶の銘)を弾じ給ひけるに、座について先(まず)柱(じゅう)をさぐられたりければ、ひとつ落ちにけり。御ふところにそくひ(続飯)をもちたまひたるにて、つけられにければ、神供乃参るほどによくひ(干)て、ことゆへなかりけり。
いかなる意趣か有けん。物見けるきぬかづき(衣被)のより(寄)て、はな(放)ちて、もとのやうにおきたりけるとぞ。」

こちらはカエルの顔を
付けたアンモナイト

ついにアンモナイトの
実態が判明した
これまでオウム貝の仲間と
されてきたが
どうもカエルの仲間らしい

もちろん冗談


2021年6月29日火曜日

バロックギター製作状況


製作中の特注バロックギター2台
どちらも弦長590mm


響板と裏板を接着


サウンドホールの
ロゼッタと装飾


ネック材を窓鋸で製材

 


2021年6月28日月曜日

プラスチック簑虫 そしてアサガオ




劣化したプラケースの
表面の粉を簑にした
ミノムシくん
雨ざらしの所なので
どうかな、と
心配していたら
ちゃんとプラケースの下に
避難していた



プラケースの下には
他にも色が薄めのものが
避難していた
こちらはもう
中はいないのだろうか

猪口に入れて
観察することにした

大きさは
どちらも長さ1cm強

工房裏の様子

悪条件のなかでも
懸命に花を咲かせようとする
アサガオ




2021年6月25日金曜日

ゼットソー金属用 そしてバロックギターの装飾


Brass 真鍮の

ブリッジ・サドルを
作っていく


まずはゼットソー金属用180で
3mm厚の真鍮板をカット


10cmを切るのに
5分もかからなかった
挽くのも楽


マンドセロのブリッジに装着
修復完了


こちらは製作中の
特注バロックギター
弦長590mmの
表板の装飾パーツ


糸鋸でカットし
ヤスリで成形


これらを象嵌する