2021年11月20日土曜日

工房の様子


ビウエラ Vihuela のペグ
木地仕上げ完了



こちらは
修復中のヴィンテージ
マンドリンの部品を
縦挽き鋸で
挽き出しているところ




2021年11月19日金曜日

和歌らしき戯れ そして井蛙抄


季節外れですが
和歌らしきものを・・
画像は、ここ丹波篠山の
春の風景です
前バージョンの
フォトショップという
画像処理ソフトが
使えなくなったので
アフィニティ・フォトに
乗り換え、練習中
フォトショップには
文字縦書きツールがあったのに
このアプリにはなく
無理やり縦書きにしたが
やはり不自然

こちらは井蛙抄から
春の歌と挿し絵
我宿の
花見かてらに
くる人は
ちりなん後そ
こいしかるへき

かつらき(葛城)や
高間の山の
さくら花
雲井のよそに
見てや過くなん

山さくら
咲にし日より
久かたの
雲井にみゆる
たきのしら糸

こちらは秋の歌
鶉なく
真のの入江の
(滋賀県真野)
はま風に
尾花波よる
秋の夕くれ

これは20年ほど前に
手に入れた掛軸
作者の銘は「ハカ婆」
墓場とも読める・・
歌もしみじみと悲しい
「ちづのはてら(寺か)
帯のことくに
夕やけつ」
と読みたい
「ちづの」という人が
絞めていた帯の色が
夕焼けのような
色だったことが想像され
悲しみがより深まる

2021年11月17日水曜日

ビウエラのペグ作り


白銀比というのは
知らなかった
日本人の感性に
合っているらしい
西洋では黄金比
というものが
西洋人の感性に
合っているようだが
興味深いところ

白銀比とは関係なし
宇宙空間のような模様が
出ているメノウagate 

これも関係なし

15世紀のフランドル絵画
に描かれた楽器
画家はファン・アイク

画家はヘラルト・ダヴィト

工房の様子
製作中のビウエラの
ペグ(糸巻き)を作っていく




輪郭出来上がり

2021年11月15日月曜日

井蛙抄から和歌と挿絵

井蛙抄seiashoから
挿し絵入りの和歌を少し紹介

あまの原
ふりさけ見れば
春日なる
みかさの山に
出ideし月かも

神代より
光をとめて
あさくまの
かか見(鏡)の宮に
すめる月影

世の中を
何にたとへん
朝ほらけ
こき行舟の
跡のしら波

夕されは
潮風こして
みちのくの
野田の玉川
千とりなく也

駒komaとめて
なを水かはむ
山吹の
花の露そふ
井手の玉川

2021年11月14日日曜日

紅葉深まる そしてビウエラのブリッジ


秋も深まり天は高い

紅葉も深まっている

こちらは工房の様子
ビウエラ Vihuela の
ブリッジを作っているところ



そして接着




同時に進めている
ヴィンテージ・マンドリンの



埋め木補修完了