昨夜の雪から一夜明け
丹波篠山は快晴
下弦の月も
写ってました
身幅50mmのハイス鉋を
三丁新調
自分の道具として
仕立てていく
主に黒檀削りに使う
1丁は粉末ハイス
他の2丁は通常のハイス
銘柄はそれぞれ違っているが
作っているところは
一緒のような感じを受ける
ここ10年ほど
市販されているハイス鉋の
刃先の強靭さがなくなり
粉末ハイスを使っていたが
それも数年前に手に入れた
ものは永切れしてくれない
仕方がないので
20年ほど前に
手に入れたものを
刃がチビても使っているが
いよいよ使いにくくなったのであきらめて新調
最近のものはどうなのか
祈るばかり
刃を研ぎ上げ
鉋身の収まり具合
裏金の調整を済ませ
この後、刃口に
ステンレスを埋め込む
まず、刃口に埋め込む
ステンレスをカットする
刃口の埋め込むところを
彫り込む
収まったら
瞬間接着剤で接着
最後の調整を済ませ
ギター指板用黒檀で
試し削りを行う
通常のハイス鉋
特殊粉末ハイス鉋
動画撮影後の粉末ハイス鉋
刃先はまだ大丈夫です
刃口がやや広すぎる
使えないことはないが
もう少し狭い方が
削りやすい
こちらは通常のハイス鉋
こちらもまだ刃先は大丈夫
刃口の広さは
これくらいが理想的
動画で最初に使った
通常ハイス鉋は
すぐに刃先が摩耗し
切れなくなった
不思議な模様の石
墨絵のようにも見えます
一種だそうで
日本ではこのような
しのぶ石も見られます
模様が
ウィンクをしている
見えたりもする
あります
ようでもある
笑

これは鎌倉時代中頃(14世紀)
伊勢物語・藤原藤房筆本の見返し
平安時代末(12世紀)の
似た雰囲気があります
こちらは工房の様子
製作中の楽琵琶の
海老尾ebioを作っていることろ
ツゲ材を窓鋸で製材
新調したハイス鉋を試す