黒柿の端材で作った
オブジェ
風景画のよう・・
古い黒柿材には
虫喰いがよく見られます
古代の日本人は
このような朽木の
表面の模様を尊び
このような朽木形
というものを作り出しました
まったく感心させられます
今日は琵琶置き台を
作っていきます
まずは鉋研ぎ
一挙九枚研ぎ
台部分は面白い木目の
栃材を使う
芯持ちの柾目で
狂いがあるが
そのまま使うことにする
芯部分と色の濃い部分は
ハイス鉋でも刃先が
すぐにやられるので
ZDP189全鋼鉋を使った
縁飾りには黒柿を使う
琵琶の置き台を作るための
テストピース作り
黒柿材の升
これにちょうど入るものを
探せという内なる声が
聞こえたので
探してみた
それは
何とゴルフボール
アンモナイトの化石は
何十個とあるが
何とかこれが収まった
これは彫刻家
はしもとみおさんの
ガチャ・フィギュア
そして焼き物の蛸
下穴を開ける
市販の舞錐は
柄がプラスチックで
触り心地が悪いので
木で作り換えたもの
旋盤加工を終えた転手
舞錐で下穴を開けたところ
そこに、このように
装飾貝を嵌め込む
穴を開けたドリル錐の先端は
グラインダーで改造したもの
左は市販のドリル錐
そして顔料で着色された
セラック樹脂を充填
ヤスリとサンドペーパーで
磨き上げた状態
装飾出来上がり
八角に削る
黒檀で琵琶の乗絃nutを
作っていく
繰小刀で成形
接着
そして煤竹で作った
乗竹を接着
ヴィンテージ・マンドリンの
修復完了
こちらは
製作中の楽琵琶の覆手
出来上がった状態
加工途中の様子
そして接着