2022年4月12日火曜日

特注クラシックギター完成

 

制作中の特注ギター
小型モダンタイプ
弦長630mm 完成
音出し動画UPしました

裏・横板
インディアン・ローズウッド


塗装はシェラックニス
響板以外はOpen Pores
フレンチポリッシュ仕上

響板は40年ほど寝かせた
ドイツ・スプルース
Body length : 455mm
Upper bout : 250mm
Waist : 205mm
Lower bout : 330mm
String length :630mm
Using strings
1st : Dogal diamante extra low
2nd : fluorocarbon 0.66mm
3rd : fluorocarbon 0.84mm
4~6 : Hannabach medium tension 




ネックはセドロ材








2022年4月11日月曜日

ユキヤナギ満開 そして生反り小刀


ユキヤナギが満開

お隣さんのムスカリも満開

ぽつんと一輪も味わい深い

こちらは生反り小刀


研ぎ上がり

ハープ響板の埋め木修理で
活躍してくれる


2022年4月9日土曜日

紫檀 縞黒檀 牛骨で正倉院型琵琶撥を作る


正倉院型琵琶撥を作る
これは牛骨

牛骨で広い面積を取るのは
至難の技
所定の大きさより
長さ、幅ともに
やや小さくなる

穴は埋めるしかないか・・


こちらは紫檀と
縞黒檀のもの




出来上がり
左からブラジル紫檀
インド紫檀、縞黒檀
そして牛骨

2022年4月7日木曜日

丹波篠山ようやく桜満開


ここ丹波篠山は
標高が高いので
(工房の地域で約280m )
桜の時期は京阪神よりも
ほぼ1週間遅れます


 
ユキヤナギは
これからといったところ

こちらは工房の様子
自作19世紀ギターの
メンテナンス

頭を丸く加工しているところ


調整完了

2022年4月5日火曜日

埴輪に野花 そして接着剤を試す

 

こちら丹波篠山は
ようやく春の兆し
野花の中にレプリカの埴輪を
置いてみた


ムスカリと水仙


こちらは
銅鐸キーホルダーに
アイオライトを接着したもの

こちらは工房の様子
修復中のヴィンテージ・マンドリン
指板の装飾貝貼りを
もうじき終えるところ

貝加工に使う
ダイヤモンドビット二種

貝の接着には
将来の修理の際
剥がしやすくするため
瞬間接着剤は使いたくない
これまで使っていた
画像上のハイスティックが
製造されなくなったので
代わりのものを
いろいろ探してみたが
アクリル系接着剤の
「裁ほう上手」を使ってみた
ほとんど粘りがなく
サラっとしているので
貝に塗るのがやりにくい
それでも何とか接着はできる

他にはこれなども使えそうです


酢酸ビニル系の接着剤で
速乾木工用ボンドよりも
粘りがあり、乾燥も早いので
貝接着には便利



接着力はかなり強い感じなので
牛骨フレットの接着にも
使えそうです