鎌倉時代に描かれた
北野天神縁起絵巻に
描かれている怪魚
描かれているのが興味深い
こちらは
先日手に入れた
子犬の絵画史
鎌倉時代の明恵上人が
手許に置いていた
とされる木彫りの子犬
焼き物の手焙り
刀の鐔まであったとは
知らなかった
製作中の楽器に
白蝶貝を象嵌して
ワンポイント装飾を施す
まずは
自作の改造ミニルーターで
彫り込む
仮収め
接着後、隙間を埋め
ヤスリで削る
サンドペーパー
150番と240で磨き完了
そして
木象嵌を仕上げる
江戸時代後期に出版された
大工道具に関する記述を
一部紹介したいと思います
まずこちらは天然砥石
青礪と書いてメナシトと
ルビが振られています
曲鐁(曲やりがんな)と書いて
ナマソリと読ませているのは
興味深い
そしてここでも鉋は
台鉋の種類
鋸の種類
横挽専用を挽切としています
こちらは
今回手に入れた古い鋸
左端は新品
さっそく仕事で使ってみました
黒檀挽き
修復中のフランス製
ジェラ マンドリンのブリッジ
こちらは上の画像右端の
挽切の銘
中屋長次郎でしょうか・・
こちらは画像にはないものですが
導突鋸の銘
小池守政でしょうか
ということは長野県諏訪の
鋸鍛冶かもしれません
その後に清人か清介と
読める別タガネの文字があります
小春日和
まだ咲いている
ムラサキツユクサに
虻・アブがやってきた
ホバリングが
素晴らしい!
突然ですが
回る水差しの底を磨いたら
回転時間が延びた
こちらは
鍬形蕙斎が描いた
職人尽絵詞に描かれている猫
そして犬
こちらは
鎌倉時代に描かれた
一遍聖絵
Ippen-hijirie
に描かれている犬
古い刀を小刀に改造
仕事で使ってみました
こちらは寸八ハイス鋼
ローズウッド薄板削り
ローズウッド特有の交錯した
逆目もほぼ止まっています
以前紹介しましたが
和漢三才図会では
鉋は「つきがんな」と
ルビが振ってあります
江戸時代に描かれた鉋は
引いて使われていますが
大陸では押して削るので
中国から日本に
伝わってきた鉋は
つき(突き)がんなと
呼ばれていたものと思われ
それを日本では
引いて使うように
なったものと思われます
押して削る中国の鉋
西洋鉋も押して使う
因みに、鋸(のこぎり)は
日本では引いて使いますが
西洋では押して使います