2023年4月2日日曜日

ギター製作準備


次に製作するギターの準備

スプルース
補強材の挽き出し

19製作ギター
Laprevotte タイプの
ネックとヘッド


モダン・タイプの
ネック、ヘッドと
ブロックを挽き出す
材はセドロ


このように組み合わせる


縁飾り
メキシコ貝と黒蝶貝を象嵌
Inlay

2023年4月1日土曜日

花満開の絵 そしてシカモア材


骨董商の知人が
持ってきてくれた
古い絵

花が満開

署名は爰濤 entouか

こちらは
新たに入手した
シカモア材
19世紀ギターのヘッドになる

2023年3月30日木曜日

る~む橅コンサート Laprevotte タイプ

3月29日
滋賀県にある喫茶ギャラリー
る~む橅 ブナ
で行われたコンサート
無事終了


ギャラリー前に
植えられている橅の樹

新芽が出ていました


拙作の楽器4台が
使われました
ギターはラプレヴォット・タイプ
弦長640mm



2023年3月28日火曜日

2023年3月27日月曜日

モーツァルト そしてギター

モーツァルトが子供の頃の驚きの音楽的才能はよく知られていますが、10才のときにフランス・パリのコンチ公の館に招かれた際の絵にはチェンバロを弾くモーツァルトの横でギターを弾いている人物も描かれています。


モーツァルトの義兄ランゲが描いたモーツァルトの肖像。モーツァルト33歳頃、モーツァルトは35歳で亡くなっている。

7歳頃の肖像画

父レオポルトと
姉ナンネルとの合奏の様子
父はヴァイオリン教師でした。

7歳頃のモーツァルトは
父の意向で家族でヨーロッパ
各地を旅行し
天才ぶりを発揮した。
その時の様子が当時の新聞、文芸通信誌に掲載されていて、それによると、モーツァルトは鍵盤楽器のどんな難曲でも初見で正確に演奏し、即興演奏では1時間でも楽譜なしで次々に演奏することができたそうです。

1766年8月、モーツァルト10才のときに
二度目のヨーロッパ旅行で招かれた
パリのコンチ公邸でのイギリス風茶会の様子

ここでもモーツァルトの
演奏が披露された。
この絵は合奏か・・
描かれているギターに
興味を惹かれる

このギターは糸巻きがヘッドの片側に3本のように見える。ということは、このギターは複弦5コースのバロックギターではなく、6単弦なのだろうか。この頃のギターは5コース複弦から6単弦に移行する時期とされていて、ヘッドとブリッジが改造されて複弦が単弦にされたギターも散見される。この絵の画像の画質が粗く、弦の数など細かいところが確認できないのがもどかしい・・どなたかこの絵の詳細をご存知の方、ぜひご教示願います。

たいへんありがたいことに
コメントを下さった方が
画像処理をして下さいました
これを見ると
弦は単弦で5本のようで
ヘッド低音側の糸巻きは
3個あるように見えます
また、弾いている人物が
左手でつまんでいるところも
謎めいています・・

これはモノクロ印刷を
撮影したもの

こんな画像がありました


弦は5本のように見えます