2023年11月26日日曜日

クィンテルナ ディタルハープ・コンサート


11月25日
丹波篠山市今田町
Cafe ひとやすみ」での
コンサートの様子
1999年作の自作クィンテルナ
を弾いているのは
東京在住のギタリスト
西垣林太郎

ディタルハープ演奏・弾き歌いは
マリア味記子さん

 










11月26日
三木市の「画廊喫茶 風らん」での





Dital harp

2023年11月23日木曜日

紅葉にキラキラ茶碗、ウロコ雲

動画ご覧下さい

紅葉にキラキラ茶碗
そして


ウロコ雲

先日手に入れた本
13世紀から21世紀の

スペインのビウエラと
ギターの製作家が
紹介されたもの
ちょっと目を通したら
ルネサンス時代の楽器とされる
ビウエラは18世紀にも
製作されていて
他にもハープや擦弦楽器の
ヴィオールなども
作っていたようである
以下、そのようなことが
書かれている箇所を紹介

18世紀にもビウエラが
作られている

ダブルコース・ハープは

17世紀の製作家
ホアン・ロペスは
7コースのビウエラも
作っていたようだ

そして同じく17世紀の製作家
フランシスコ・キリノは
5コースのビウエラを作っている



17世紀のギラーミという製作家は
ギルドのメンバーのために
共同購入するウォルナット材の
品質を吟味し
価格交渉をしたことが
記録されている

13世紀の製作家
ハンマーラは
自分で伐採した木材で
作ったリュートで伴奏し
自作の詩と曲を歌うことで
有名だった

また、下段の記録では
16世紀の製作家ハロ
この人はミラノの商人から
ギターの表面板98台分を
98レアルで買ったことが
記されています

こちらの工房の様子
ビウエラのネックとヘッドの加工




2023年11月22日水曜日

工房の様子 そしてイリデッセンス

 工房の様子

マリアハープの装飾

こちらはビウエラのヘッド
窓鋸で製材



両面を仕上げて
ペグ穴を開け
糸鋸盤で切り抜く


断面がキノコ型のフレット
左端は頭幅が1.6mm
中央は1.8mm、右端は2.0mm
これまで1.8mmは手に入らず
2mm幅のものを
打ち延ばして自作していた
ようやく1.8mmが手に入り
ほっとしている






唐突ですが
イリデッセンスというものを
いろいろ紹介した

イリデッセンスは
遊色効果ともいい
光の当たり具合で
発色するものです
自然物としてはアワビ貝
ラブラドライト
アンモナイトの化石などがあり
人工物としては
窯変した焼き物がある
光の当たり具合で
見え方が違ってくるのが
不思議

2023年11月19日日曜日

絵本平家物語 そして夢の絵

 

横尾忠則氏の絵は
あまり好きではないが
最新刊の
「老いと創造・朦朧人生相談」
に掲載されている絵に二点
いいなと思うものがあった

これは氏が18歳のとき(1954年)に
描いた「岩と水」

1978年に描かれた夢の絵
1967年から7年間ほぼ毎日
UFOが登場する夢を見
それを日記に描いたものの一つを
後年作品化したというものらしい

こちらは安野光雅氏の絵
絵本平家物語から
大臣流罪 daijin-ruzai


祇王 gio 部分

鹿谷 shishinotani 部分

祇園精舎


こちらは宗達の扇面画
とても真似ができない

光琳が描いた団扇絵
uchiwa-e

2023年11月16日木曜日

ディタルハープとクィンテルナ コンサート


兵庫県丹波篠山市今田町にある
Cafe「ひとやすみ」で
11月25日(土)にコンサートが
開催されます

 前半はギターソロで約500年間のギター・リュートのレパートリーから編曲作品を幅広く特集したプログラム。
以下、西垣林太郎氏のコメント
映画「ある愛の詩」の音楽、録音だけが残っていて楽譜が存在しないガルシア・ロルカのスペイン民謡の編曲のさらにギター編曲、フランスの師のドリニー氏がクリスマスカードで送って来てくれたクリスマスソングの編曲、18世紀のペルーのギター譜に残されたスペインの作曲家鍵盤曲(?)の編曲作品、マリーニの弦楽合奏曲の編曲作品、50種類近い楽譜が17世紀に作られたダウランドの有名歌曲の編曲、スウェーリンク編曲の詩篇家のリュート編曲、ジョスカンのフロットラのリュートアレンジを予定しています。使う楽器は1830年頃製作のギターと複弦の古楽器クィンテルナです。

 後半はディタル・ハープ(1824年製作)とマリアハープのマリア味記子さんと共演でアイルランド民謡、スコットランド民謡、カタロニア民謡、その他有名曲を演奏予定です。




翌日11月26日(日)は
三木市の画廊喫茶「風らん」
でも開催されます

13時開場、13時30分開演
要予約20席  ¥2,500
お茶券と粗品付き