ギター製作家の視点
撥弦楽器製作家・田中清人の仕事、 趣味に関するブログ
2024年6月2日日曜日
螺髪完成 そしてロゼッタ作り
螺髪rahotsu作り工程
動画UPしました
色付けを終えた状態
ベビー追加
東大寺大仏の螺髪
こちらはマリアハープに
取り付けるために購入した
市販のロゼッタに色付けし
楽器の大きさに合うように
枠を付けることにした
このように嵌め込む
嵌め込むところを彫り
底に金箔を張る
そして接着
2024年6月1日土曜日
螺髪オブジェを作る
先日紹介した螺髪
を
オブジェとしてつくみようと思う
ということで
ヒノキ材をガガリ鋸で製材
旋盤加工
あとはこのように
鑿でnomi彫っていく
檜hinoki材の挽き落としで
小さなものも作ることにした
動画UPしました
2024年5月30日木曜日
大仏の眼と螺髪 そして柊材
江戸時代初めの大仏修復の際に
作られた東大寺大仏の螺髪rahotsu
高さ22cm、径24.6cm
惚れ惚れする造形
これは大仏注文書の図から左目
原図は鎌倉時代のものとされ
おそらく鎌倉大仏のものではないか
とされている
この図は昭和8年に写されたもの
仏丿カ子ハ眼ヨリ出ルニ
仍尺ヲ是ニ注ス
黒丿内ニ有仏 深秘大事也
小刀サキニテ少ニホソク作ル
扨スミナラハ同スミニテツクル
開眼沙汰秘スベシ 舎那尊分也
一丈六尺(約4.9m)丿仏ニモ無之
それから、たまたま今読んでいる
「つりたくにこ」さんの漫画の一コマに
同じような目があった
驚き・・
これは補修で預かっていた
薩摩琵琶の撥bachi
この材質を教えてほしいと
要望があったのだが
初めて目にするので皆目見当がつかない
こういったことは専門家に
ということで
お世話になっている
大五木材
の
高橋さんに尋ねてみた
お忙しいところいろいろと
調べてくださって、薩摩琵琶の撥には
ツゲ材とヒイラギ材が
使われているようなので
ヒイラギではないかということでした
手許にある木材図鑑を見てみたら
ありました
柊・ヒイラギといえば生垣に植えてある
細いものしか見たことがないので
まさか薩摩琵琶の撥が作れるような
太いものもがあるとは・・
知らなかった
2024年5月29日水曜日
赤富士いろいろ
先日紹介した偶然できた赤富士
これはマンガ家つげ義春氏が
描いた富士山を
赤富士に画像処理したもの
以前紹介した
画家・有元利夫の版画を
画像処理したもの
工房に飾っている油絵
これも工房に飾っている盆石
通称 加古川石と呼ばれているもの
片岡球子風の絵
2024年5月27日月曜日
次の製作に取りかかる ストラップ在庫追加
これから
バロックマンドリン
と
18世紀マンドリンを製作する
18世紀マンドリンは
初めて作るので
まずは原寸図を描いていく
こんな感じですかね
響板を準備
どちらも40年ほど寝かせた
ドイツ・スプルース
こちらは在庫追加した
チョコブラウンの
ストラップ
偶然の産物・・赤富士
実は使い終わったニスを容器に戻し
捨てるつもりで放置しておいた紙ボウル
そしてマンガ家のつげ義春氏が描いた
富士山を赤富士風に画像処理したもの
フタは「都をどり」(都踊り)の皿
取っ手に付けているのは
ガチャカエル
左は焼き物のカニ
新しい投稿
前の投稿
ホーム
登録:
投稿 (Atom)