2024年10月12日土曜日

バキュリテス そしてラピスラズリ


アンモナイトは
綺麗な渦を巻いたものから
様々な変異巻き
そして真っすぐな種類も
存在していた
バキュリテスと
名付けられている
約1億4千万年前〜恐竜絶滅の
約6100万年前まで
生息していたらしい
大きさは10cmほどから
大きなものは2m近い
化石も発見されている

左端は外側の層が
残っているもの
中央は外側の層が剥がれ
縫合線が現れている化石
右端は内部構造が
確認できる化石






生きているときの想像図

ラピスラズリ尽くし




2024年10月9日水曜日

コスモスの花 そして石いろいろ

コスモスの花頂き

春に咲かなかったセッコクが
今ごろ咲きだした

アサガオはまだ盛ん


曼珠沙華はそろそろ終わり

唐突ですが
水晶ドームと金属のオケラ

赤と青の石

ルブリョフの絵

磨かれた珪化木


手のひらにピッタリ

2024年10月7日月曜日

偽造アンモナイト化石


海外の化石ショップから
届いたアンモナイト化石
巻き始めのところが
何か不思議

反対面の様子
石というよりも
モルタルのような印象を受ける

反対面をクリーニングすると
不自然な空洞(気泡)を発見
この状態はこちらで成形し
色付けしたもの
向こう側が表で
手前がモルタルのようなものが
塗り付けられていた面
途中の灰色の部分は
色付けしても
色が付かなかったところ

その境のところに
不自然な空洞(気泡)を2ヶ所発見
左側は成形する前は
もっとハッキリ確認できたが
現状では分かりにくい
この部分は明らかに
化石面を型に流し込んで
作られた形跡としか
考えられない
そこに母岩のように
見せかけたモルタル状の
ものを塗り付け偽造

 表側を再確認
おそらく、画像のように
赤線で囲んだところは
偽造されている
としか思えない
販売ショップに伝えたら
たいへん驚いて
信頼できる発掘者から
仕入れていたので
まさかこのようなものが
交じっているとは・・
とショックだったようだ
返金すると言われたが
歴史的資料として
手許に置いて置きたい旨を伝え
お断りした
ショップのオーナーは
他の同じような怪しいものは
販売リストから削除すると
返事があった

こういった偽造化石は
三葉虫ではよくあるらしいが
通常巻きのアンモナイトでは
ほとんどないと思う
ここで紹介したような
異常巻きは作りやすいのか
時々見かける

良心的な化石ショップでは
このように補修されたものは
補修有り、ということを
明記し、価格も
何割か安価に設定して
販売されている

こちらは本物の化石だが
いったい何の化石なのだろう


ドーナツのようにも見える

2024年10月5日土曜日

三葉虫化石飾り台 そして水晶越しの夕焼け

 

水晶越しの夕焼け

そして曼珠沙華





筑前琵琶の撥を作った端材で
三葉虫化石飾り台を
作ってみた




これだけでは寂しいので

このように増やしてみた


2024年10月3日木曜日

坂田春雄寸八鉋


日本の刃物に造詣が深い
ヴェトナムの彫刻家 
Dinh Duy Ton さんから
坂田春雄作寸八鉋を
提供頂きました
鋼は昔のハイス鋼
東郷鋼犬首号と思われます
鋼が薄いのでとても研ぎやすい
この後、台に収め
二枚刃鉋として仕立てます
これから製作する
ルネサンスギターと
バロックギターで試す予定

研ぎ上げた状態


使った砥石
下左から中研ぎ人造砥石1000番
その右中研ぎ天然砥石
岐阜県産小鳥砥odori-to
下右は天然仕上げ砥石
京都梅ヶ畑産戸前
削り動画は知らない間に
スローモーションに
なっていました・・

ウォルナット削り



その後ハカランダを削る


刃先の状態
摩耗が激しいが
まだ切れてくれる
これからいろいろ試し削りを
行っていく予定