2014年2月13日木曜日

正宗銘の小刀を仕事で使う

以前紹介した正宗銘・小刀
仕事で使ってみました
YouTube動画UPしました




響板(ヨーロッパ・スプルース)の木口の
繊細な削りにも対応してくれます


削ったのは製作中のマリア・ハープ、ミニサイズの
響板と裏板の縁



こちらは先月8日にUPしていた動画の画像です
使った小刀は以前紹介した
篠山在住の藤井刀匠が鍛えた玉鋼の小刀







2014年2月12日水曜日

自作の楽器を弾く YouTube動画

自作の楽器を使った
YouTube動画を
まとめて紹介してほしい
と要望がありましたので
以下、紹介しておきます

マリア味記子さんのディタルハープとの
二重奏でグラニャーニ作曲 ノクターン3番 
Filippo Gragnani Notturno No3
19th century Dital Harp by Mikiko maria
19th century Guitar 
by Kiyoto Tanaka, own made guitar

Dital Harp & 19th century guitar
Canon by Pachelbel 


新作ディタルタイプ
マリアハープと
19世紀ギター
ラプレヴォット・タイプで
グノーのアベマリア
YouTube動画

2017年6月新作の
初期ミルクール・タイプで
フェルナンド・ソルの

19世紀ギター
(弦長625mm)で伴奏した

19世紀ギター
(弦長625mm)で弾いた
自作の曲パタンの空

2014年作小型モダンタイプ
(弦長630mm)で
バロック時代
Robert de Visee の Preludeと
アイリッシュ・フォークダンスの
Morning Star を弾いてみました


2008年作19世紀ギターLaprevotte
ラプレヴォット・タイプで
ソルのエチュード」を弾く
弦長625mm

2010年作
小型モダン・タイプで
弦長640mm

マリア・ハープ Lサイズで

19世紀ギター
Lacoteラコート・タイプで
ソルのエチュード」を弾く
弦長630mm

19世紀ギター
ラコート・タイプ
(弦長630mm)で

画家・宮本英雄氏の
作品の印象を受け
マリア・ハープで即興演奏

マリア味記子さん作詞・作曲
マリア・ハープ 
ベビータイプと
モダン・タイプ
(弦長650mm)

シルビィ」の伴奏
弦長550mm

2013年作Laprevotte
ラプレヴォット・タイプで
庭の千草」を弾く
弦長625mm

2013年作
ラプレヴォット・タイプで
Gaillarde ガイヤルドを弾く
弦長635mm

マリア味記子さん作曲の
マリア・ハープLサイズと
Laprevotteタイプ
2013年作 弦長625mm

2014年作バロックギター
弦長630mm

藤川淳作曲
組曲 妖精の歌



ソル 月光 三重奏
YouTube動画

マリア味記子さんの
オリジナル曲
愛・この星に生まれて

2014年2月11日火曜日

本物 偽物 産地偽装 

今日の新聞で中国鏡コレクターの千石唯司氏が
コレクションを兵庫県に寄贈したとあったが
銅鏡に興味を持っている者にとって大変興味が湧く
その記事のなかの千石氏のコメント
「偽物を買わされた苦い経験もあるが、
眼力を養うにはただ見るよりも
自分で買って悔しい思いをすることが大事」
ということには共感する

このことについては小林秀雄について書いたなかでも
少し触れていますが
ここ数日、世間を賑わせている佐村河内氏の
ゴーストライター事件とも
関係してくることでもあります

この事件についてはインターネット上でも
様々な人たちが意見を述べているようですが
私にしてみると単なる産地偽装事件で
このことによって出来上がっている曲そのものが
変化することはない
つまり、いいものはいいし、いけないものはいけない
この「いい」 「いけない」というのは
当然、その曲を聴いた人の評価であり
その評価が作曲した人物が変わることにによって変わる
というのはなんだかおかしいし、怪しい

私が携わっている楽器、そして木工道具の世界
趣味として足を突っ込んでいる日本刀や骨董の世界では
こうしたことはよくあることなのですが
これらの世界では騙された方が悪い(勉強不足)
ということになっている
キダ・タロー氏は「こんなん見破らなアカン!」と
ご立腹のようですが・・

「美は信用であるか? そうである」
骨董の世界で偽物を何度も掴まされた
小林秀雄の言葉であります・・

2014年2月9日日曜日

YouTube動画の画像 クリコ錐と鉋かけ

YouTubeにUPした動画の
画像を紹介しておきます


製作中のギターのサウンドホール縁飾りの
溝を彫るための切り込みです


錐の刃先は下のようになっています


埋め込む縁飾り
先般紹介した正宗銘の小刀を使ってみました




どっしりとした重量感があるので
繊細な作業が安定して行えます
切れのコントロールもスムーズにできました



こちらは動画はありませんが
切り抜き用の刃を付けたクリコ錐


このように切り抜くことが出来ます







そしてこちらは鉋かけの動画のもの


埋め込んだ縁飾りを削って平にしているところです
この動画では初代・金井鉋を使いましたが
これは以前UPした動画のコメントで
この鉋で他のものを削っているところが見たい
というリクエストがあったのでこれを使った動画を撮影しました





動画で削り終えた状態
逆目も完全に止まっている
鉋屑の厚みは30ミクロンほどだが
これくらいの厚みで逆目が止まれば
作業はかなり楽であります

YouTube動画の画像 前挽き鋸を使う

YouTubeにUPした動画の画像を紹介しておきます
動画 その1  その2
柔らかめでやや幅のある材は
この前挽き鋸を使っています
刃渡り約52cm




挽いた材はセドロ