2012年6月14日木曜日

新作33弁手回しオルゴール完成

製作中の手回しオルゴールが完成しました



頂上に乗せるものは付け換え可能
これはラピスラズリの球
地球のような模様が入っているもの


焼物の小鳥



オニキスのピラミッド



ウニの殻



蝶の模様が施された真鍮製置物
七宝焼きのようなものです



こんなんはどうでしょうか・・


2012年6月13日水曜日

新作手回しオルゴール 試運転


新作の33弁手回しオルゴールを
試運転してみました
動画UPしました
曲はマリア味記子さんのオリジナル手話歌
愛・この星に生まれて」の伴奏バージョン
編曲はペピート・オルゴール工房を
主宰しておられる山田千秋さん


これは6月16日のコンサートで披露します
乞うご期待!


藤井刀匠作の小刀


接着後の縁飾り(バインディング)
荒削りに藤井刀匠作の小刀を使ってみました 


この小刀は平造りの日本刀のように
両面が内側に反っているので


このような曲面を削るのに適しています
しかも先端が反っているので
刃先で傷付けることがありません

これは重宝します
これ以外のところは反り鉋と平鉋で削り
その後スクレーパーで仕上げます

ネック削りにも使えます(動画参照

2012年6月12日火曜日

工房の様子


今日の作業
製作中の2台の特注ギターの
縁飾りを入れ






33弁の手回しオルゴールの
ムーブメントが届いたのでセットしました
明日には試運転ができると思います


2012年6月7日木曜日

ラプレヴォット・タイプのネックとボディを接合


今日は
ラプレヴォット・タイプの
ヘッドとボディを接合

これはネックのヒール部分


このように接着


(ニカワ)で接着した状態


ヒールを荒仕上げし


ボディと接着


これは仮接合した状態


この後、膠で接着
この作業は、昨年
動画をUPしております


33弁の手回しオルゴールは
色付けを終えました


フタにこういうのを付けても
おもしろいかも・・
これは沖縄近辺の
ウニらしい・・
美しい色と形ですね

2012年6月6日水曜日

今日の工房


今日の工房の様子

特注の19世紀ギター
ラプレヴォット・タイプの
ヘッドとネックを継ぎました


ネック先端の斜めカットは
長勝窓付き導突鋸で挽いたままの状態です
これまでは従来の縦挽き鋸でカットし
際鉋で仕上げていたのですが
長勝導突鋸は挽き肌が滑らかなので
そのまま接着できるのです
これには大変助かります








2012年6月3日日曜日

今日の作業はここまで


33弁用手回しオルゴ-ル
縁には紅カリンを貼ってみました





白い部分はメープル材
何とか間に合うでしょう


2012年6月2日土曜日

工房の様子


今日の工房の様子

二台の特注ギターの製作の合間に








33弁用の手回しオルゴールを作っていきます
篠山の間伐材のキットよりも
一回り大きめにしました





依頼を受けていた
ヴァイオリン弓の先端割れの修理も
無事に終了


2012年5月29日火曜日

シクンシ科の月桂樹


3月に注文していた
オリエンタル・ウォルナットが
ようやく届きました



今回は試みにギタ-用材を
10セット注文してみました


ウォルナットということですが
見たところクルミ材ではなさそうです


削った感じもウォルナットとは思えません
業者から送られてきた伝票には
INDIAN LAUREL となっています
ロ-レルといえば月桂樹のことですが
インターネットでちょっと調べてみたら
月桂樹と呼ばれる木には
クスノキ科のものと
シクンシ科のものがあるようです(参照
シクンシ科のものはインドやミャンマーに
生息しているようなので
今回のものはこのシクンシ科のものと思われます


鉋で削ると美しい縞模様が現われました


水で濡らしてみました
ニスを塗るとこのような感じになります
タッピングの反応は
メープルによく似た感じです
Boxハープと相性が良さそうです



2012年5月27日日曜日

今日の工房 裏板を接着


製作中の2台のギター
きょう裏板を接着しました






これはフォルクローレ用ギターとして
製作しているものですが
ボディの大きさはモダン・タイプとしては
かなり小型です(参照)。弦長は650mm

今回はこの型で楽器全体の反応が
できるだけ深くなるように試みました
この表現は言葉では難しいのですが
楽器全体をタッピングしたときに
コツコツとした部分が存在しない
とでも言いましょうか・・
楽器の種類を問わず、レベルの高い楽器は
こうした反応を示しているように
私は感じているので
ここ10年ほど様々な試みをやっています
現時点で言えることは
この反応は19世紀ギターでは難しく
大型のモダン・タイプではハーモニック・バー
の下方でしか実現できないような気がしています
それが今回の小型のモダン・タイプでは
比較的可能性が高いような気がしているのです


2012年5月26日土曜日

手タレ







手の型を取りたいという依頼があり、手タレをやりました
かなり細かいところまで再現されるもので・・
同じ形にして自分の手を見ても
まったく別物にしか見えないのが不思議・・