2014年11月2日日曜日

やるだけやった。 貝のオブジェ?

昨日UPした端材を見た人から
これはカタツムリのようだ
という感想があった
ので・・


適当な大きさの貝殻といっしょにしたら
あらま、よくお似合いで・・
これは表面が磨かれた夜光貝


これはトウカムリ


そして、ミヒカリコオロギボラ




そんなことをしていたら


知人がサザエを持ってきてくれた・・
美味しく頂いた後、貝殻をじっくりと観察


素晴しい造形、質感
と、しばし見入った後・・
これにも・・


と、適当な大きさの石と一緒にしたら・・
これもいけるな・・
石は近所の篠山川で拾ったもの


象牙と猪の牙


壁掛け用の一輪挿し


縄文土器の破片


サンショウウオ


タコ
これも焼き物
作者不詳


大きな勾玉
と、いろいろやってしまいました・・

2014年11月1日土曜日

端材のオブジェと犬の散歩の収穫・・

久しぶりに端材のオブジェを・・
本黒檀(Ebony)の端材で・・






これはマリアハープの構造材2台分を
切り取った端材


このままで石置きにでもするか・・







知人から菩提樹の実をもらったので
以前作ったオブジェの上に接着してみました
菩提樹の木の下で悟りを開いたとされる仏陀を
表現・・ということになるかな・・







犬の散歩の収穫・・道にはいろんなものが落ちているが
ゴミを含め持ち帰れるものは皆拾っている
これら金属製の部品は惹かれものがあるので
コレクションしているが、自動車や農作業機械の部品かな・・


なかには長さが40cmほどの大きな部品もあるが
これを落とした車は大丈夫かな?と心配にもなる・・




2014年10月29日水曜日

現代製鉋と昔の鉋 削り比べ

スウェーデン炭素鋼の寸六鉋が欲しいな・・と思ったので
古い鉋を探してみたが
なかなか良さそうなものが見つからなかった
仕方がないので現代製の新しいものを購入してみましたが
こちらでは仕事に使えるレベルではありませんでした・・
何故・・?  不思議です・・
右が現代製のスウェーデン炭素鋼の寸六
銘はモザイクをかけ伏せておきます
左は炭素鋼の古い長光銘寸六(参照

刃口の様子
右が現代製、左は昔の長光銘
刃角度はどちらも約28度

深い杢のカーリーメープルを削ってみました
これは現代製の寸六

こちらは長光・寸六

動画撮影後の刃先の様子(現代製)
そろそろ切れが止む感じです

長光・寸六
やや刃先が白く磨耗していますが
まだまだ切れは軽く健全です

その後深い逆目と杢が入っているウォルナット材を削ってみました
現代製のものは少し削っただけで
切れが止んでしまいました

こちらは長光・寸六
しばらく削りましたが、まだまだ刃先は健全です

2017年2月現在の様子
台の仕込み勾配は八分勾配(約37度)

刃の砥ぎ角度(刃角度)は約29度

2014年10月17日金曜日

水鉛 そして正倉院の木工品


兵庫県多可町にある
私設の石の博物館
「松内ミネラルコレクション」
青いシャツの御方が
館長の松内茂氏


個人のコレクションとは
思えない充実した内容に
驚きました
以下、ごく一部では
ありますが、個人的に
興味を惹かれたものを
紹介します


これは燐灰石

そして球顆流紋岩

この模様の美しさにしばし
見とれてしまいました

私が特に注目したのは
輝水鉛鉱
(モリブデナイトMoS2)で
このMoS2から硫黄分(S2)を
取り除いたものが
モリブデン(Mo)です
モリブデンは微量を
鋼に添加することにより
強靭な鋼を得ることが
できます(参照
このことは以前ブログでも
少し述べましたが(参照
この輝水鉛鉱が

兵庫県の出石いずし町や

丹波市山南さんなん

そして宍粟しそう市でも
採掘されていたのです

木工の世界では日本で
台鉋が使われ始めたのは
室町時代中頃から
ということになって
いるようですが(参照
これは歴史資料として
台鉋が確認されている
ということが
前提となっています
ところが、正倉院に
所蔵されている
木工品や楽器を見ると
参照
台鉋を使わなければ
作ることが不可能と
思われるものが
多く確認されるのです
参照

これはBryan Sentence
という研究家の叙述を
日本語に訳され
出版されたものですが
この中で、鉋は
古代ギリシャで発明され
ローマ時代に現代のものと
よく似た形に改良されたと
考えられている
としています

また、それは
かなり早い段階に
日本にもたらされたことは
充分にあり得ることだと
思われるのです

以下、正倉院の木工品を
少し紹介しておきます








これらの画像は紫紅社から
出版されている
から部分転載したものです
これらは状況証拠とも言え
木材としては加工が困難な
紫檀や黒檀など
これらを加工する刃物(鋼)
にはかなりの強靭さが必要で
特に台鉋のように刃先で
材料の表面を擦るものは
炭素鋼の刃ではかなり
困難を伴います
そういうことなので
現在ではハイス鋼などの
特殊鋼の刃を持った
鉋を使いますが
このハイス鋼には
先に紹介したモリブデンが
炭素鋼に添加されている
のですですから
正倉院に所蔵されている
木工品が作られた時代
(8世紀頃)の刃物にも
現在の特殊鋼のような
合金鋼があった可能性は
全くなかったとは
言えないのでは
ないでしょうか

鉄の歴史は5000年ほどはある
とされていますが(参照
その長い歴史の中で合金鋼が
作られるようになったのが
ここ100年ほどというのは考え難いと思うのです。
たとえば、日本刀に
関して言えば
日本刀は鎌倉時代に
最高レベルに達し
その後、現在に至るまで
その域に達することは
出来ていないとされています
このように
時代が古い方が技術が
優れていることもあるので
鋼に関してもその
可能性は充分にあるような
気がするのです