2015年8月18日火曜日

久々のカエルにカエル と 傘にネコ


今年はこの焼き物のカエルに
あまりアマガエルが寄ってきません・・


が、久しぶりにようやく1名様ご来店・・



昨日の不安定な天気から一転
今日は穏やかな晴天でした
ネコはお気に入りの傘の下


犬は干物・・?


2015年8月17日月曜日

小刀削り比べ そしてコニシボンドのハイスティック

昨日、YouTubeに小刀削りの動画をUPしましたが
引続き同じ作業で小刀の削り比べをやってみました

それぞれ違った削り感ですが、
それは削る音にも反映されています
動画で最初に使ったのは古い会津刃物、重春銘の銑を
小刀にしたもの(鋼は和鋼)→次に使ったのは岐阜県関の刀匠が
鍛えてくれたもの(鋼は青紙系で、自分で焼戻しをしたもの)→
3番目は左久作銘(鋼はスウェーデン鋼)→最後に使ったのは
高知県 土佐の刃物鍛冶師、天水Takamiさんが鍛えたもの
鋼(はがね)は不二の白という炭素鋼


結果、このように小さいものは最後に使った

天水さんのものが最も使い易いと感じました



これは文字の接着を試しているところ
これにはコニシボンドの
ハイ・スティック(水溶性)を使ってみる
文字からはみ出たボンドの除去が容易で
初期接着も早いので、クランプなどで押さえておく必要がない
10分ほどでほぼ接着
説明書には完全硬化は6時間ほど
と書かれてあるが、気温約25度で
2時間ほどでほぼ硬化している感じ
文字の接着くらいだったら問題なさそうである


はみ出たボンドは


爪楊枝で除去


こちらは貝を試し接着したところ
磨かれた黒蝶貝でもピッタリ接着できる
画像は貝のボタンにスティック・ボンドを塗って
タモ材にギュっと軽く押し付けた状態
ボンド自体の粘りで、このように立てた状態でも
ボタンが落ちることはない
約2時間後の今、かなり強烈に接着されていて
指で剥がすことは不可能

コニシボンド恐るべし・・


2015年8月15日土曜日

金輪寺茶入のフタに文字を入れる

盆は金輪寺茶入作りに専念


フタを仕上げているところ




フタと本体が合体


フタの文字はカリン材の皮の部分で
やってみることにした




この字は般若心経から「羯諦 」の「羯」
草書の方が切り抜きやすいので草書体にした
茶杓には「諦」を入れる


ちょっと小さすぎるかな・・
ということで作りなおし・・


茶入全体のボリュームと比べると
やはりこれくらいは欲しいかな・・


カリン材の皮の部分は細い枝なので
平面を取るのは不可能
従って、象嵌(埋め込む)しても
平面にはならないので、接着することにした


こうして茶杓を乗せることが出来るので
良しとしますか・・


一応、完成
「歩」は画数が少ないのでこういう風にしてしまったが
これはちょっとマズイかな・・やり直すかも・・


やっぱり「歩」はやり直しました
文字は中央は般若心経の「羯諦」から「羯」
左上は禅語「清坐一味友」から「清」
右下は禅語「拈華微笑」から「拈」
左下は禅語「歩歩是道場」から「歩」
右上は南無から「南」の五文字


接着は木地仕上げをした後、行います

文字は袱紗などで拭いても引っ掛かったりしないように
面取りをし、皮が無くなった部分には着色した


「清」の字 二態
右は切り抜いた側の部分
これはこれで、おもしろい


その後、フタの内側を仕上げる
小刀削りの動画をYouTubeにUPしました


出来上がり
この後、サンドペーパーで仕上げます


2015年8月12日水曜日

ギヨ-ム・ルクーGuillaume Lekeuの音楽 そして戦後70年

ここ5日ほど近代フランスの作曲家
ギヨ-ム・ルクーGuillaume Lekeuの
CD(8枚組)を繰り返し聴いている
近代フランス音楽は若い頃よく聴いたが
フォーレ、フランク、ダンディまででルクーのことは知らなかった
その頃、日本では売られてもいなかったと思う
今回、全集CDを聴いて、あぁ、いかにも近代フランスものだなぁ
という香りのものも当然あったが、中には何も知らずに聴いたら
初期のベートーベンかと思うものや、ブルックナーか?マーラーか?
と思うようなものもあり、ちょっと驚いた
実験的なものも何曲か含まれていたが、全体に、時折、
作者の純粋さや素朴さのようなものがキラキラとしていて好感が持てた
若さゆえか、気負いが空回りしているところなどもあって
それがまた魅力でもあります


さて、ここからは戦後70年に因んだ話を・・
この写真がUPされているブログ

下に紹介するのはKAZZことTsubaki Kazuoさんが
Facebookで発信された文、全文です(青字)
これを読ませてもらって
日本はアメリカの属国であることを改めて認識
日本は本当の意味での独立をまだしたくないようなので
現状でも仕方はないとは思いますが
(大人にならずに子供のままの方が楽)
日本人としての誇りだけは取り戻し
毅然とした態度で他国と接しなければ悪を増長させるだけです
イジメ問題と根は同じですね。
70年談話で安倍首相はまたもや
中国や韓国に対して「おわび」をするようですが
イジメに屈してまたもや良い子ぶるのですね・・

しつこくてすみませんが、大事なことなのでまた書きます
このブログの内容ですhttp://wp.me/p4uCpt-8v
大日本帝國憲法から日本国憲法に変わるときに起きたこと
この話は、是非、知っておいて欲しいことです
願わくば周囲の人にも教えて欲しいと思います
右だの左だの、保守だの左翼だのという争いは
そろそろ止めませんか?

時系列で出来事を見ます
.昭和22年5月3日 日本国憲法の施行
.昭和22年10月21日 国家公務員法公布(同11月1日に一部施行)
.昭和23年7月1日 国家公務員法施行
.昭和27年4月28日サンフランシスコ講和条約の発効
(日米安全保障条約も同時)

の時点で天皇からマッカーサー(占領軍:米軍)へと
権威のすげ替えが行われる
この時点で官僚(官権力)の「お上」は占領軍となる
の時点で官権力が公権力を乗っ取る
の時点以降、官権力と米軍(占領軍)の間で
日米合同委員会が日米安全保障条約における
日米地位協定に関する協議機関として開かれる
その後、各部会において、日本の政策に関する
広範囲な協議を行うようになる
これは米軍幹部の要望を
日本の官僚が実現しようと努力する体制です

の時点  天皇>役人 が マッカーサー(米軍)>役人
という構図が出来上がる

の時点 公権力=選挙で選ばれた政治家(公人)の権限が
公権力=役人(一般職)+公人(特別職) という構図が出来上がる
これが、役人>公人(政治家)という構図を作る

の時点以降 米軍>役人>政治家という構図で
日本が運営されることになる
日米安全保障条約>国家公務員法>日本国憲法 という構図だとも言える
官僚が米軍という暴力を傘に着て
国民から搾取を繰り返すという構図です
予算と権限を持った官僚が、合法的に情報の操作を行い
国民を欺き続ける構図です
ちなみにの時点に行われた
大日本帝國憲法(以下、帝國憲法と略す)の改正と
言われる日本国憲法ですが
その改正は成立していませんので無効です

以下がその理由(の一部)です。
1.帝國憲法第75条に違反する
摂政を置く間は憲法と皇室典範を変更することは認めない
摂政を置く状況よりも統治者の自由意志を
行使できない占領期なら尚更認められない
当然、現皇室典範も無効です

2.自由意志の欠如
占領下において帝国議会の議員の選出
国民への憲法改正の情報開示が
占領軍によって著しく制限されていた

3.帝國憲法第73条(改正条項)に違反する
天皇の勅命によって議案を帝国議会に付すべし
帝国議会に修正権限はない

4.国体の変更
帝國憲法の告文及び憲法発布勅語と
日本国憲法の前文を読み比べてください
建国以来の国の形を変更していることがわかると思います

これ以外にも無効理由はありますから
関心のある方は調べてください
日本国憲法の無効を主張するには
これだけでも十分だと思いますが

までのすべてインチキで
すべてが対米従属です
の時点のことを指摘する人でも
の時点で起きたことを
認識していない人がたくさんいます
の時点のことを指摘する人でも
の時点で起きたことを認識していない人がたくさんいます

を正さないことには先に進めないというのが僕の考えです
を正して「みんなの日本」を作り後世に残すのが良いと思います
憲法(と皇室典範)の無効を宣言して国柄を取り戻す
官権力に乗っ取られた公の概念を取り戻す
「みんなの日本」を取り戻すために
やらなきゃいけないことだと思います


2015年8月11日火曜日

金輪寺風茶入

注文を受けている金輪寺風茶入と茶杓のセット5組
その茶入を作っているところ


外側完成


内側を彫っていく




以前紹介したフックナイフも活躍




出来上がり


フタを作っていく










今日はここまで