2015年9月13日日曜日

ダイヤモンド砥石を新調 

主に砥石の面直しで使っている
ダイヤモンド砥石を新調しました


左からgrit140、 400、 600




私はベニヤ板に貼り付けて使うので
まず、このように12mmのベニヤ板を準備


12mm厚を2枚貼り合わせ24mmにします
24mmの方が砥石を擦るときに持ちやすいのですね




接着完了
一つは両面に貼ります


市販品には このように部分的に
両面テープが貼られているので
同じテープの幅が違うものを貼って
できるだけ隙間がないようにしました


接着前の平面の確認は重要
ベニヤ板はOKですが


ダイヤモンド砥石の仮置きでは
このように中央部が膨らんで
平面になっていません
両面テープの加減もあるのでしょうが
この状態で接着するので


ベニヤ板を修正しました
こうして鉋で削って修正できるところが
ベニヤ板の便利なところです


砥石の面直しなので
これくらいで充分でしょう


短辺も問題なし


本接着をし、ベニヤ板の木口に
防水のためシリコン・コークを塗っておきます


これで出来上がり

以前紹介したブログも参照下さい
この時には接着剤で貼り付けています


2015年9月11日金曜日

工房の様子 ネックの加工

製作中の2台の特注ギター
ネックの加工の様子
こちらは19世紀ギターKiyondタイプ(弦長640mm)




こちらはガルシア・タイプ




作業中、タイミングよく注文していた糸巻きが届いた


ロジャースのビンテージ・モデル Bakerタイプ
ロジャースは本来はイギリスのメーカーですが
現在はカナダに工房があります


Bakerは19世紀ギターによく使われているもので
当時イギリスのロンドンで製作していたメーカーの
パノルモギターにも使われていました






取り付けるとこんな感じです
Kiyondタイプにはアメリカのスローンという
メーカーが作っている小振りのタイプを使います
どちらも機能性、デザイン性に優れています










2015年9月9日水曜日

丹波篠山 早くもヒガンバナが咲く

工房裏の草むらにヒガンバナが・・驚き
近所を見てみたが、まだここにしか咲いていない






以下、草むらの様子













2015年9月8日火曜日

鉋の入れ換え終了 そして特注ギターのネックの加工

鉋、一挙10枚研ぎ




最初の5枚


左4枚は主力で使う各サイズの鉋
入れ換えを終えてみると
ほとんが古い鉋身になっていました
最も多いのは会津鉋
この5枚のなかでは重道寸四と重丸寸四


この画像では左端の羅生門銘寸六が唯一新しいものですが
新しいといっても今では作られていないものです
羅生門は問屋銘で価格は¥12000と驚くほど安価
研ぎ上げた際に刃先にやや乱れがありますが
削り肌にはほとんど問題はなく
刃先の強靭さ・永切れはトップクラスです


次の5枚




これも古いものばかりで
現代の作家は中央の天水銘寸四のものだけ
会津鉋は重高寸四と重保(しげやす)寸六



ここからは製作中の特注ギターの
ネック加工の様子


























接着作業、2台分出来上がりました
右はガルシア・タイプで
左は19世紀ギターKiyondタイプ