2025年11月3日月曜日

ブリッジ接着 そして掌に貝殻

これからブリッジを接着する
レッドギターは響板の着色が
できるだけムラにならないように
ブリッジ接着はニス塗り後に行う
これまでの経験ではニス塗り前の
ブリッジ接着と後の接着では
接着強度はほとんど変わらない
この楽器は響板に最初に水性ステインを
塗ったが木への染み込みはごく薄く
接着部分だけ除去すれば何ら問題ない
レッドギターはかなりの数を製作してきたが
これまでブリッジが剥がれたり
というトラブルはない

接着完了


仏手に貝殻


うずくまる猫


これはオーシャンジャスパー


2025年11月2日日曜日

タルコフスキー映画とメノウ

不思議な雰囲気の石
メノウ

タルコフスキー映画
ストーカーの一場面のよう

こちらは工房の様子
製作中の19世紀ギター
特注ラコートタイプの
ブリッジを作っているところ
サドル溝の加工に
超音波カッターを使ってみた




曜変天目茶碗の中に置いた
ヌーマイト

こちらは三日月形の
ムーンストーン

2025年10月30日木曜日

Bogoak そして超音波カッターを試す



超音波カッターを試し中
素材によって反応が様々で
向かないものもあるが
貝殻にはよく反応してくれ
線彫りが楽に行えるのは意外


こちらは修復中の
ヴィンテージマンドリン
欠落部分(ベッコウ)を補修後
超音波カッターで削ってみる

仕上げはいつものように
ハイス小刀を使った

バロックマンドリンの指板に使う
Bog oak(神代楢)を入手
永年土に埋まっていた影響で
木細胞が変化していて
色が濃くなっている
材としては安定しているはずなので
狂いは少ないと思う
鋸で切るのも鉋削りも
通常どおり行える
通常のナラ材はカチリと堅く
加工は困難だが、この神代楢は
ケヤキの大木のように
サクサクとした質感で加工は楽
重さも通常の楢材よりは軽い


オイル仕上げをするとこんな感じ
この部分をバロックマンドリンの
指板として使う予定


板目部分の端材で
仏像の光背を作ってみた


合成画像

2025年10月27日月曜日

ななすのゴンベエ

枯れ木のような模様の石に
満月のような模様のメノウを
合体させてみた

こちらは円空仏風仏像に
光背を付けてみた


これはエチオピアにある
ティヤ石碑
これに刻まれている剣が

日本で出土している
中広形銅戈(九州国立博物館所蔵
弥生時代2世紀頃)に
似ている不思議

羊の顔のような
アンモナイトノジュール

アンモナイト化石が
ポロリと外れると爽快

親戚からの野菜通信
ななすのゴンベエ