2025年9月14日日曜日

アンモナイトにヤドカリ そしてハツタケ

 

アンモナイトに
ヤドカリが入った化石が
発見されているらしい
これには驚いた

ちょっと調べてみたら
ヤドカリはジュラ紀の中期頃から
存在しているらしいので
アンモナイトの殻に
入った化石か発見されても
不思議ではない
ということになる

想像図

江戸時代に出版された
塩尻百巻から、ハツタケ(初茸)の
俗称の記述。ハツタケは
今の時期、九月中頃に赤松林に
発生し、他のキノコに先んじて
出ることから初茸と
呼ばれるらしい
初茸は傷つくと乳白色の汁が出、
それが徐々に青緑色に
変化するところから
地方により様々な名前が
付けられているのが興味深い
以下、ウィキペディアから引用。
岩手・愛知・滋賀・京都などで
「あいずり」、青森・長野・鳥取・
島根・岡山・広島および香川(小豆島)では「あいたけ」と
呼ばれるが、これらは、
きのこが傷つくと青緑色に変わる
ことに由来するものと思われる。
岐阜・愛知・静岡などでの
「あおはち」・新潟における
「あおはつたけ」もまた同様の
理由に基づくものであろう。
同様に、きのこの変色性に基づく
と思われる方言名としては、
青森県・秋田県・岩手県・
山形県・千葉県(特に夷隅・君津)
などにおける「ろくしょう」・
「ろくしょうはつたけ」・
「ろくしょきのこ」
などが挙げられる。
秋田県下では「まつきのこ」・
「まつしたきのこ」などと
称され、千葉県の一部の地方でも
「まつしめじ」と呼ぶという。
中国地方や九州南部では
「まつなば」・北陸地方
(富山県・石川県など)では
「まつみみ(なまって
「まつみん」・「まつめん」とも)」と呼ぶ地域がある。
マツ林で採集される食用菌の
代表格とみなされていたもの
ではないかと考えられる。
「はつたけ」の名で扱う地方も
少なくなく、これがなまった
「はったけ」(岩手県・大分県」・
「はつだけ」(秋田県・千葉県外房地方)・「はづたけ」(青森県)
「はじたけ」・「はちだけ」
(ともに秋田県)などの名も
用いられる。ただし、古名が
これらの地方に浸透して連綿と
用いられ続けているものか
どうかは定かでない。
語源が明らかでない呼称として、
新潟県下ではまた、「じんしち」の
呼称がある。また「うるみ」
(千葉県・茨城県)・「おわかえ」
(岩手県)・「てんぐだけ」・「まい
たけ」(鳥取県)などがある。
宮崎県では、「しゅろなば」
(宮崎市山崎町)・「まつしめじ」
(小林市生駒)・「まつなば」
(えびの市)などの方言名が
あるほか、和名の「はつたけ」
で呼ばれる地域
(たとえば川南町坂ノ上・
唐瀬原・高鍋町堀ノ内・
新富町野口など)もある。
このうち、高鍋町や新富町では、
ハツタケと同様にマツ林で見出されるシモコシが多量に採取できた
おりには、ハツタケは顧みられな
かったという。
さらに、佐土原町前牟田では、
ショウロやシモコシのほうが
食用きのことしては上等である
とされ、ハツタケを利用する
習慣はなかったとされている。
沖縄では「まちなば」あるいは
「しみじ」の名で呼ばれ、
広く食用にされているという。

ハツタケ

2025年9月13日土曜日

子カバに子サイ

工房裏に大きなキノコ
カラカサタケか・・
子カバのフィギュアと

こちらは子サイ


大理石のライオン

石仏仏頭にカタツムリ
殻は本物

仏頭に眠り猫

桐の葉を食べている
陸生微小貝
微小カタツムリ
殻の長さは1cmほど
アズキガイと思われる




2025年9月12日金曜日

和琴と六張弓 弥生琴


鴨長明は無名抄で
「和琴wagonのおこりは
弓六張を弾き鳴らして、これを
神楽に用いけるを、煩はしとて
後の人の琴に作り移せると
申し伝へたるを、上総の国の
済物の古きしるし文の中に
弓六張と書きて、注に
神楽の料と書けり」
と述べていますが
この「上総の国の済物の
古きしるし」というのが不明で
どなたかご存知の方は
ご教示願います

和琴が弾かれる様子

ChatGPTさんが描いてくれた
六張弓の神事

こちらは
最初に依頼した際に
描いてくれた六張弓
これはこれでおもしろい

これは弥生時代の埴輪
琴を描いている人物が
ユダヤ人のように見えるのが
興味深い

何の脈略もありませんが
天然の結晶、天青石と
ビスモスの人工結晶
そして天然の水晶ジオードに
メッキが施されたもの

2025年9月10日水曜日

顔面アマガエル そして完璧な保護色

 

亀の置物の顔面に
アマガエル



こちらは完璧な保護色の
アマガエル



アサガオにラブラドライト


ギボウシ




2025年9月7日日曜日

放生会と亀 そして馬具

子供の頃、今の時期になると
近くの箱崎宮で行われる
放生会(ほうじょうえ)が
待ち遠しくなり
ソワソワしたものだ
地元では「ほうじょうや」
と言っていた
江戸時代の江戸での放生会の様子
説明の読み下し
読みやすいように
こちらで漢字に直した
ところもあります
「月、又はとしころのばばさまは
るすにのこせし よめをそしり
放し亀をまごのみやげに
買うてもどるなど彼岸を詣りを
悪行のもとでとするも多かるべし 
ついでにお話し申すが
正月•五月•九月、此の三つ月は
神仏に参詣して 善行をなすは
いかなる訳ぞと言うに
これも仏書にある事にて
帝釈天、かがみをもって大千世界
をてらし 人の善悪をてらし
人の善悪をただしあう
正•五•九月はかのかがみにて
日本をてらし給うゆえ
悪をなして天道様に罰を
あてられまいとて正•五•九月ゆへ
かくべつ神仏へ参詣して
天道様の御機嫌をとるなり
これも彼岸に善行をなすと
同じ道理なり」





広重の絵

また、江戸時代に描かれた
馬を引く絵には
馬の口の轡kutsuwaに
繋がれている手綱に
飾りが付けられている


なかには、その飾りが
亀のように見えるものもある


これは古墳から
出土している馬具だが

この亀は江戸時代の絵のように
手綱に付けられたもの
なのだろうか・・

その後、ある御方から
江戸時代は、馬の蹄には
馬沓という草鞋を
履かせていた
とご教示頂きました
ということは
引綱に付けられているのは
その予備というが
考えられます

北斎の絵

歌川芳形が描いた絵

広重の絵
これには引綱に予備は
付けられていません

14世紀、南北朝期に描かれた
慕帰絵詞の馬
これには馬沓と予備は
描かれていないようです