2011年1月28日金曜日

遼寧省と日本の帯金具、そして勾玉

前回の続きですが
中国遼寧省の出土物と日本のそれに
よく似たものがある例として
他に下に紹介したような帯金具があります

 これは奈良県から出土している
古墳時代の帯金具ですが


画像は九州国立博物館HPから引用

同時代の遼寧省から出土している
バックル部分の形状・様式がほぼ同じです
帯金具について考察されている資料が
手許にあるはずなのですが
まだ見つかりませんので
見つかり次第紹介したいと思いますが
ここまで似ているものは
他の地域には見当たらないのです


それから、これらは
遼寧省の出土品ですが
右端の石剣や管玉
それから勾玉も日本から
同様のものが出土しています(参照
(銅剣は遼寧式銅剣と云われる
独特の形状のもので
これは日本では見られません)

ですから、遼寧省を含む朝鮮半島と日本は
桓檀古記(契丹文書)に記されているように
古代から深い繋がりがあったと
云えるのではないでしょうか

このことは、敷衍すれば
北部九州と朝鮮半島の伽耶(かや)や新羅が
同族であったことの可能性と
同じことなのかもしれません
参照:四段目)


2 件のコメント:

R さんのコメント...

本州に行くよりも朝鮮半島のほうが近いからもしかするとそちらのほうからきたのかもしれませんね。
(^-^)

kiyond さんのコメント...

そうですね。
古墳文化は近畿地方から西に広がっていったという
説もあるのですが、これには無理があります。
やはり遼寧省を含む朝鮮半島から九州北部に伝わり
それが東にも伝わったとする方が自然ですね。
九州北部から朝鮮半島に伝わったとする説もありますが
このことが判定されるにはもう少し時間がかかりそうです。