2010年10月31日日曜日

19世紀ギター ラプレヴォット ネックとボディの接着





特注サイズ モダン・タイプと
19世紀ギター ラプレヴォット・タイプの
裏板を接着しました 動画UP
響板接着後のタッピング反応動画
接着前の裏板タッピング反応動画



裏板接着後のタッピング反応
動画をUPしました
どちらもほぼ狙いどうりの
反応を得ることができました
ラプレヴォット・タイプはネックの接着後
もう一度UPします  オマケ おまけ



19世紀ギター ラプレヴォット・タイプの
ネックとボディを膠で接着しました
接着の様子(動画
接着後のタッピング音(動画


4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

タッピングの結果どのような響体が理想なのでしょうか?
通常他の分野では剥離部分の発見にタッピング法を使うのですが、ギターに関して等楽器には、なにか大きな秘密が隠されていそうです。
企業秘密以外のところで教えていただけますか?

読者のヴェスベルゲさんのご紹介されたものに、ピアノロールという面白いものがありました。
たぶんネーミングの由来は旋律理論のヴェスベルゲ氏かと勝手に推測しています。勉強家なのですね。
      源 信正

楽器製作家 田中清人 さんのコメント...

ギターでも修理の際、剥離部を探すのに同様のタッピングを
行いますが、これは楽器本体の状態を把握するための
唯一の手掛かりでもあります。
楽器作りには企業秘密というものはありませんが
その判断は全く個人的なものなので、客観的に表現できない
のがもどかしいところです。
楽器は、楽器にかかる負担(弦の張力など)をギリギリのところで受け止められる強度まで贅肉がそぎ落とされているのが理想ですが、その要素に奏者と楽器作者の思惑が入り乱れているところに難しさがあります。
鎌倉時代の琵琶作りに関して興味深い記述が残されていますが
http://www6.ocn.ne.jp/~kiyond/8on-syou.html
ここに記されていることは楽器作りの本質の一端が表れています。

匿名 さんのコメント...

琵琶の秘密拝見させていただきました。
昔の人は創造が豊かだったんですね。
刀にしても、文章だけでその姿を頭に描くことができるのですから。
今週末東京の弦楽器フェアーには行かれないのですか?
話によると世界唯一の弦楽器の祭典だそうです。
海外で活躍されている楽器製作者も集まるそうです。
バロックギターもあるそうです。
行ってみたいけど、お仕事が・・・・
   源 信正

楽器製作家 田中清人 さんのコメント...

弦楽器フェアには参加していません。
以前は会員でしたが、今は脱会しています。
遊びに行くにはちょっと遠いですし・・