2011年12月20日火曜日

生反り小刀

 注文していた「生反り小刀」が届きました
これをこれから刃の厚みを薄くし、柄を挿げ
自分の道具にしていきます
生反りは槍鉋(やりがんな)の小さなもので
日本では弥生時代から使われているものです
刃の形状、反り具合など無数の種類があります


刃の形状を修正した後
このように柄に挿げました




この後、鉋で柄を削り
自分の手に合うように仕上げます


出来上がりました
私の手には木地のままだと
滑って使いにくいので
この後薄くニスを塗ります
研ぎの動画をUPしました


生反り小刀が1本増えました(手前のもの)


3 件のコメント:

源 信正 さんのコメント...

槍鉋のホルダーの半割溝堀のところも、
見たかったな~。
工具を見るとワクワクドキドキです。
私のところにある槍鉋もも細かい作業の時に大活躍しています。
プリンをスプーンで掬いとるような感触です。

楽器製作家 田中清人 さんのコメント...

あ、そうですか・・
半割り溝彫りはたいしたことがないと思って軽くみていました・・
こんど何かの機会にUPしたいと思います。
10分ほどで終わります。

楽器製作家 田中清人 さんのコメント...

因みに、今回は瞬間接着剤を使ってみました。