古い会津鉋、重丸銘の寸四鉋身(身幅61mm)を手に入れました
会津の刃物鍛冶を紹介した本でも紹介されていない銘です
全体に良い状態ではありませんが
なんとか裏を出すことができました
刃角度は約28度に修正
仕上げ研ぎは福井県産仕上砥を使いました
鋼は炭素鋼系、おそらく和鉄だと思われますが
焼き入れは甘めでギリギリ焼きが入っているという感じです
研ぎ上がりの刃先もそんな感じを受けます
市販のパーロッサ材の掘り台に収めました
ギターのブロック材削り専用にしたかったので
台を短くカットしました
今は一枚刃ですが、この後二枚刃にする予定です
製作中のLaprevotteタイプのネック材にする
マホガニーを荒削りしてみました(動画UPしました)
軽い切れで、削り肌に問題はありません
刃先が白くなるのが早い感がありますが
切れ味に変化はありません
その後、堅く粘りの強いツゲ材を削ってみましたが
刃先がやられることもありませんでした
優れた玉鋼や和鋼独特の永切れの様子です
手持ちの会津鉋の炭素鋼の中では最も優れている感があります
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