2014年7月8日火曜日

使い込まれた古い鉋身 義廣寸六を入手

使い込まれた古い鉋身、義廣銘・寸六
後代のものと思われます(炭素鋼)
前所有者によってうまく裏出しが為されていたので
軽く裏押しをするだけで済みました










刃先の拡大画像
刃先がやや乱れていますが
焼き戻しが足りないのでしょうか・・
しかしながら、この程度でしたら削り肌には
ほとんど影響はありませんし
これまでの経験から、これくらいの方が
刃先が強靭で永切れするような気がします


新しい掘台を購入し、収めました




鉋身がだいぶ短くなっているので
台もそれに合わせました


押金も身に合わせて短くカット


試し削りの様子をYouTube動画にUPしました


最初に削ったのは堅めで粘りの強いメープル材


深いカール杢ですが
逆目は完全に止まっています


次ぎに削ったのは柔らかめのセドロ材
これは製作中の19世紀ギターのネック材として使うもの


そして柔らかめのスプルース材
これは19世紀ギターのブロック材として使うもの


動画撮影後の刃先の状態
ほとんど変化はありません
永切れが期待できそうです


Laprevotteラプレヴォット・タイプの
ブロック材削りにも使ってみました


仕上げたブロックを接着したところ

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