2022年7月31日日曜日

端材オブジェ そして魏志倭人伝


魏志倭人伝は伝聞書なので
あまり信用できない
とも言われていますが
3世紀頃の日本に生えている
樹木についても
少し書かれています
以下・・「樹木としては、木冉〈木偏に冉〉(たん)・杼(とち)・豫樟(くすのき)・(ぼけ)・櫪(くぬぎ)・投(すぎ)・橿(かし)・烏号(やまぐわ)・楓香(かえで)があり、竹には、篠(ささ)・(やたけ)・排支(かづらだけ)がある。」
因に、紹介した文面には
占いには亀の甲羅が使われた
ことが書かれていますが
地域によっては弥生時代頃から
鹿の肩甲骨による
占いも行われていました
古墳時代にも古墳から
占いに使った鹿の肩甲骨が
出土しています
また、東大寺を建てた
聖武天皇や后である光明皇后は
鹿をトーテムとする
民族であるとされています
東大寺近辺で鹿が大切にされているのもその影響でしょうか・・

サクラ材の端材で作った
らっきょうくん


磨崖仏に似ているか・・


こちらは修復中の古い琵琶
覆手fukujuを接着したところ



紛失している転手tenjuを
作っていく

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